U21日本代表、準決勝進出ならず…三笘薫のゴールで追いつくも一歩届かず

2018年6月3日(日)23時49分 サッカーキング

カナダ代表を追い詰めた日本 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 トゥーロン国際大会2018、グループステージ第3節が3日に行われ、U−21日本代表がU−21カナダ代表と対戦した。

 グループCの日本は2試合を終えて、1勝1敗で勝ち点3。グループA2位のイングランドが勝ち点7を積み重ねたため、日本が準決勝に進出するにはグループ首位に立つしかない。そして、首位になるにはグループ1位のカナダに勝利し、3位のトルコが引き分け以下が条件となる。

 初戦から引き続き、日本代表のフォーメーションは3−4−2−1を採用。杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、冨安健洋(シントトロイデン)、橋岡大樹(浦和レッズ)で3バックを構成。ダブルボランチには松本泰志(サンフレッチェ広島)、板倉滉(ベガルタ仙台)、両ウィングバックには初瀬亮(ガンバ大阪)と藤谷壮(ヴィッセル神戸)を配置。森島司(サンフレッチェ広島)、三好康児(北海道コンサドーレ札幌)の2シャドーの前に、1トップとして小川航基(ジュビロ磐田)を置く布陣で臨んだ。

 勝利のためには勝ち点3が必要な日本だったが、9分に自陣でボールを奪われ、ペナルティエリアすぐ外まで運ばれた。斜めに走りこんだセオ・ベアにパスを通され、冷静に流し込まれて先制点を許した。

 28分、29分と立て続けに初瀬がゴールに迫るもゴールを奪えず。すると37分、自陣ゴール前でボールを回されると、ペナルティエリア内でノア・バーホーベンにフリーでシュートを放たれる。しかしこのシュートは、カバーに入った杉岡が寸前のところでブロックした。

 惜しいシーンも見せながら前半は0−1で折り返すと、後半には森島と小川に代えて三笘薫と上田綺世を投入した。すると早速チャンスが訪れる。

 52分、初瀬が相手からボールを奪って三笘にパスを出す。相手ディフェンスラインの裏を狙った上田が三笘からスルーパスを受けると、体を投げ出しながらシュート。これは相手DFのカバーに合いネットは揺らせなかったものの、徐々にカナダを追い詰める。

 そして65分、相手DFがクリアミスしたボールを三笘が拾う。カバーに入ったDFをかわした三笘はペナルティエリア内でGKの位置を確認し、逆をつくシュートを流し込んだ。

 その後、幾度となくカナダゴールを脅かしたものの、決勝弾は奪えず。試合は1−1の引き分けに終わり、日本は10年ぶりの準決勝進出とはならなかった。

【スコア】
U−21日本代表 1−1 U−21カナダ代表

【得点者】
0−1 9分 セオ・ベア(カナダ)
1−1 65分 三笘薫(日本

サッカーキング

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