レアル、アザールとの契約解除を発表…今季は10試合出場にとどまる

2023年6月4日(日)8時40分 サッカーキング

レアル・マドリードとの契約解除が発表されたアザール [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードは3日、ベルギー代表FWエデン・アザールとの契約を2023年6月30日をもって契約解除することで合意したことを発表した。

 現在32歳のアザールはリールの下部組織出身で、2012年にチェルシーに移籍。公式戦通算352試合出場で110ゴール92アシストを記録するなど、長年中心選手として活躍した。そして、2019年夏にチェルシーから最大1億3000万ポンド(約226億円)もの移籍金でレアル・マドリードに加入した。

 しかし、ケガを繰り返した影響もあり、定位置を確保することはできず。今シーズンは公式戦10試合の出場にとどまるなど、在籍4シーズンで公式戦76試合出場で7ゴール12アシストを記録するにとどまった。なお、リーグ戦で先発出場したのは4シーズンでわずか30試合となった。

 現行契約が2024年6月30日までとなっていたアザールは当初、契約満了までとどまる意向を示していたが、稼働率の低さや給与の高さを鑑みたレアル・マドリードが放出を検討していることが噂されていたなか、今シーズンをもって契約解除となることで合意したことが明らかとなった。アザールの契約解除に際し、レアル・マドリードはクラブ公式サイトで以下のように声明を発表している。

「エデン・アザールは4シーズン在籍し、その間にチャンピオンズリーグ1回、クラブワールドカップ1回、UEFAスーパーカップ1回、ラ・リーガ2回、コパ・デル・レイ1回、スペイン・スーパーカップ2回の計8タイトルを獲得した。レアル・マドリードはエデン・アザールへの愛情を示すとともに、彼と彼の家族の次のキャリアでの幸運を祈っている」

 なお、イギリスメディア『アスレティック』や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏などによると、アザールはプレーを続けるのか、現役引退をするのかを今後決めることになる模様で、今シーズン限りで引退する可能性も浮上していることが伝えられている。

サッカーキング

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