大谷翔平、窮地脱出の一打に賛辞続々! 米記者は「チームを救ったのは間違いなく二刀流スターだ」と絶賛

2023年6月5日(月)11時11分 ココカラネクスト

決勝となる一打を放った大谷。その値千金のタイムリーに賛辞が相次いだ。(C)Getty Images

 土壇場でチームを窮地から救ったのは、大谷翔平(エンゼルス)だった。

 現地6月4日に行なわれたアストロズ戦で「1番・指名打者」で先発した大谷は、8回に決勝打となるタイムリーツーベースを放つなど、4打数1安打1打点を記録。チームの連敗を3でストップさせた。

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 1-1と膠着状態が続いていた8回表2死一塁の局面で打席に立った大谷は、この手に汗握る局面で対峙したのは、相手2番手のフィル・メイトン。回転数の多い速球とカーブを軸にするメジャーでも指折りのリリーバーだ。

 今季ここまで防御率0.98、被打率.149しかない右腕に対して大谷も苦戦。カーブにタイミングが合わずにフルカウントまで追い込まれてしまう。しかし、背番号17は指をくわえてみているだけでは終わらなかった。インローに投じられた75.6マイル(約121.6キロ)のカーブをジャストミートし、ライトフェンス直撃のタイムリーヒットとしたのだ。

 まさに値千金の一振りだった。連敗中だったチームを勝利に導いた“難敵”からの大谷の一打には、現地識者も賛辞を惜しまない。MLB公式サイトでエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者は「同地区のライバルであるアストロズから4連敗を避けるために、どうしてもビッグヒットが必要だった。そんな8回にチームを救ったのは、間違いなく二刀流のスーパースターだった」と絶賛した。

 無論、苦しいゲームでの采配を余儀なくされた指揮官もクラッチヒッターぶりを発揮した大谷を称える。試合後の会見でフィル・ネビン監督は「今日もメイトンは球が走っていた。そのなかでショウヘイは投手の意図をよく理解していたし、本当に良い打席だった。相手は全球団で最もタフな左腕だ」と相手の配球を読み切っての一打を褒めちぎった。

 前日に4安打を放つなど打撃面で調子を上げてきた感のある大谷。それだけに今後の活躍からも目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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