CL、ELに続きECLも! ウェストハムDFエメルソンが史上初の快挙達成
2023年6月8日(木)11時58分 サッカーキング
ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝が7日に行われ、ウェストハムはフィオレンティーナと対戦。62分にサイード・ベンラーマのPK弾で先制すると、67分に同点に追いつかれたものの、90分にジャロッド・ボーウェンが勝ち越しゴールを奪い、2−1で勝利を収めたウェストハムがECLの2代目王者に輝いた。
この試合にフル出場したエメルソンは、チェルシー在籍時の2018−19シーズンのヨーロッパリーグ(EL)、2020−21シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に続いて、昨シーズンに新設されたECLでもタイトルを獲得し、CL、EL、ECLの3大会を制した史上初の選手となった。
なお、エメルソンは2021年に行われたEURO2020でもイタリア代表で優勝を果たしているほか、2021年にはUEFAスーパーカップのタイトルもチェルシーで獲得しており、UEFAの大会5つで優勝を経験している唯一の選手にもなっている。
現在28歳のエメルソンはブラジル出身。サントスでプロデビューを飾ると、2015年に加入したローマでブレイクを果たし、2018年1月にチェルシーへと完全移籍した。しかし、レギュラーに定着することはできず、2021−22シーズンはリヨンに期限付き移籍。そして、2022年8月にウェストハムへと完全移籍となった。今シーズンは公式戦34試合出場で2ゴール2アシストを記録。また、2018年9月にデビューしたイタリア代表ではこれまで通算30試合に出場している。