【W杯アジア2次予選】タイ あと1点に泣き敗退...“日本人指揮官対決”制すも石井監督「私の責任」

2024年6月12日(水)6時30分 スポーツニッポン

 ◇W杯アジア2次予選C組 タイ3—1シンガポール(2024年6月11日 バンコク)

 サッカーの26年W杯北中米大会アジア2次予選最終第6戦が11日に行われ、石井正忠監督(57)が率いるC組のタイ代表は小倉勉監督(57)率いるシンガポール代表と本拠で3—1と勝利。同組の中国代表と勝ち点、得失点、総得点で並ぶも直接対決の成績に泣き無念の予選敗退となった。

 別会場で先に行われた「韓国—中国戦」は中国が0—1と敗れたため、この試合3点差以上で勝利すれば最終予選進出が決まるタイは前半37分に先制ゴール。スルーパスに抜け出したMFチャナティップからのクロスをFWスパナットが押し込んだ。

 しかし後半12分に痛恨の失点。同点においつかれてしまうなど本拠でまさかの大苦戦。それでも後半39分、途中投入されたばかりのFWポラメットが勝ち越し弾。同41分には3点目が決まり、逆転突破へスタジアムは大盛り上がりを見せたが3—1のまま試合終了。あと1点に泣き、中国との直接対決が1分け1敗だったことで敗退が決まった。

 “日本人指揮官対決”を制した石井監督だったが試合後「この結果に失望し、残念に思っています。ここでは誰もがチームのために頑張っていましたが、2次予選敗退となってしまいました。(特に前節)中国でのアウェー戦で勝ち点3を逃したことは監督の責任です」と落胆の色を隠せず。試合前にはサポーターから「石井さん、あなたは私たちの希望です。」といった日本語の横断幕が掲げられたが期待に応えることが出来なかった。

<W杯アジア2次予選C組順位>

1位・韓国  5勝1分け 得失点+19 勝ち点16

2位・中国 2勝2分け2敗 得失点0 勝ち点8

3位・タイ 2勝2分け2敗 得失点0 勝ち点8

4位・シンガポール 1分け5敗 得失点−19 勝ち点1

スポーツニッポン

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