【競泳】瀬戸大也が派遣標準切れなかった400個メもパリ五輪出場へ「チャンスをものにしたい」

2024年6月12日(水)20時25分 スポーツニッポン

 日本水連は12日、パリ五輪日本代表のエントリー種目を発表した。200メートル個人メドレーで出場権を獲得していた瀬戸大也(30=CHARIS&Co.)は3月のパリ五輪代表選考会で派遣標準記録を突破できなかった400メートル個人メドレーにも出場する。本番でのメダルが期待できることや、200メートル個人メドレーにもプラスに働くことなどから出場が認められた。

 エントリーの理由について、競泳委員長を務める梅原孝之氏は「選考会で選考された種目を主軸に(国際水泳連盟が定める派遣記録)スタンダードAを突破した種目であらかじめ出場した方がいいと判断した場合は、代表コーチと協議の上、エントリーすることとした。ただし、チーム内で既に個人種目で選考された選手を除き、最上位の選手に限る」と説明した。

 瀬戸はこの日、練習拠点を置くオーストラリアからオンラインで取材に対応。「400メートルでも1つでもいい色のメダルを目指したい。チャンスをものにしたい」と語った。

 昨秋に最大85キロあった体重は現在は75キロ台。3月の代表選考会では77キロだったが、泳ぎ込みでさらに絞られ「自分の体をコントロールしやすくなっている」と手応えを強調した。近く欧州入り。21日からのセッテコリ国際(イタリア・ローマ)に出場して、自身3度目の五輪に備える。

スポーツニッポン

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