渋野日向子は“92.3%”、“83.3%”の高水準ショットで上々発進 本人評価は「3アンダーは不思議な感じ」

2024年6月14日(金)9時30分 ALBA Net

渋野日向子は高水準のショットにも支えられきっちりアンダーでスコアをまとめた(撮影:GettyImages)

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<マイヤーLPGAクラシック 初日◇13日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6556ヤード・パー72 >

今週も渋野日向子が上々の滑り出しだ。5バーディ・2ボギーの「69」で回り、3アンダー・22位タイ。ミシガンでも引き続き安定感あるプレーを続けている。


ラウンド後に応じた、大会を中継するWOWOWのインタビューでは「あまりショットはいい感覚ではなかったんですけど、うまくまっすぐ行って乗るみたいなのが多かった。目立ったミスも1個、2個くらいで済んだのかなとは思うけど、(前半2つあった)パー5で取れなかったのが残念です」と一日を振り返った。

10番からスタートすると、11番ではティショットがダフっていきなりボギーも来たが、13番パー3で最初の見せ場がやってきた。ピン1メートルにつけるショットでバーディをゲット。その後はパーを並べたものの、1番で2.5メートルを決めてバーディを取るとギアも一気に上がる。

3番でボギーを挟みながらも、4番パー5、そして6番でもスコアを伸ばす。さらに2オンに成功した8番パー5も手前5メートルから2パットでイン。「寄せはよかったけど、パッティングも打ち切れていない、読み切れていないなっていうホールがかなり多かったので、その中でも3つアンダーで回れたのは不思議な感じ」とも話すが、しっかりとスコアをまとめあげた。

「風がかなり難しかったと思うけど、なんか寄ったとか、変な当たりでも寄ったとか、ラッキーが多かった」。こうも話すが、フェアウェイキープは5つあるパー3を除く13ホールで12回、率にして92.3%を記録。パーオン率も83.3%(15/18)と、いずれも高水準の数値をたたき出した。

2週前の「全米女子オープン」を2位で終えると、先週の「ショップライトLPGAクラシック」も21位タイだったものの、最後まで上位争いに名を連ねた。予選落ちが続いていた時期の不振ぶりから完全に脱した印象も増すばかりだ。

「パー5が5個あるので、そこで取り切りたいというのがあしたの目標。そのほかも難しいホールが多いので、しっかりメリハリをつけて頑張りたい」。7アンダーで首位に立ったアリソン・リー(米国)とは4打差。「伸ばさないと上にはなかなか。1日目から差をつけられているので、しっかり上を目指して頑張ります」。さらなるビッグスコアに期待したい。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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