アザール復帰のレアル、前半3発でエイバル破り白星発進…乾は後半に途中出場

2020年6月15日(月)4時25分 サッカーキング

レアル・マドリードがエイバルに勝利し白星リスタート [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第28節が14日に行われ、レアル・マドリードとMF乾貴士が所属するエイバルが対戦した。乾はベンチスタートで78分から途中出場した。

 首位のバルセロナを勝ち点差2で追う2位のレアル・マドリードは再開初戦で、中断前に右足骨折で離脱していたエデン・アザールがスタメンに復帰。開幕前に左ひざ前十字靭帯損傷および外側半月板損傷で長期離脱していたマルコ・アセンシオも今シーズン初のベンチ入りを果たした。

 試合は開始4分にレアルが先制。カリム・ベンゼマが左サイドの深い位置からペナルティエリア内に持ち込んだが、相手DFにカットされる。それでも、エリア左のトニ・クロースがこぼれ球をダイレクトで叩き、シュートをゴール右隅に沈めて先制点を挙げた。

 その後も主導権を握るレアルは30分、セルヒオ・ラモスが自陣でボールをカットすると、素早くカウンターを発動。ベンゼマのパスでエリア右へ抜けたアザールが横パスを送り、攻め上がったS・ラモスが無人のゴールに流し込んで追加点を挙げた。

 さらにレアルは37分、再びベンゼマのスルーパスでアザールがエリア右に抜け出し、今度は自らシュート。これはGKマルコ・ドミトロヴィッチに阻まれたが、マルセロがクリアボールを拾い、エリア左から豪快にシュートをゴール右隅に突き刺し、リードを3点に広げた。

 後半に入ると、エイバルが反撃に出る。57分にエドゥ・エスポジトが強烈なミドルシュートを放つが、これはGKティボー・クルトワの好セーブ。直後のCKではセルジ・エンリクのシュートがクロスバーに直撃し、徐々にゴールに近づく。

 すると60分、エイバルはCKのこぼれ球をエリア左のパブロ・デ・ブラシスが右足ダイレクトで叩くと、ゴール前のペドロ・ビガスの体に当たってコースが変わり、ボールはGKクルトワの股を抜いてゴールに吸い込まれた。

 1点を返したエイバルは78分、デ・ブラシスに代えて乾を投入。だが、試合はこのままタイムアップを迎え、レアル・マドリードが再開初戦を制し、首位バルセロナとの勝ち点差「2」をキープした。

 次節、レアル・マドリードは18日にホームでバレンシアと、エイバルは17日にホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
レアル・マドリード 3−1 エイバル

【得点者】
1−0 4分 トニ・クロース(レアル・マドリード)
2−0 30分 セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
3−0 37分 マルセロ(レアル・マドリード)
3−1 60分 ペドロ・ビガス(エイバル)

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