第2世代のFIA-F4車両の導入がコスト削減のため当初予定から11ヶ月遅延へ

2020年6月20日(土)16時3分 AUTOSPORT web

 FIA国際自動車連盟は、6月19日にFIAワールド・モータースポーツ・カウンシルを行い、その決議内容を発表した。このなかでシングルシーター・コミッションから評議会に、シングルシーターカテゴリーについて、第2世代のFIA-F4車両の導入遅延が提案されたことが発表された。


 このなかで、ワールド・モータースポーツ・カウンシルは、コミッションからシングルシーターカテゴリーについての世界的なコスト削減策への継続的な評価が行われているとする報告を受けたという。


 シングルシーターレースは、現在FIAによる大幅なカテゴリー再編が行われているが、特にFIA-F2やF3は地理的条件やF1と併催されることから、大きなコスト増を招いており、“世界的なコスト削減策”はこのあたりも関係しそうだ。


 そんな状況のなか、シングルシーター・コミッションは、当初2021年1月に予定していた第2世代となる新FIA-F4車両の導入について、コスト削減のために予定から11ヶ月遅延し、2021年11月にすることを提案し、これが承認された。


 FIA-F4は世界各地で開催されており、日本でも厳格な規定に則った童夢F110シャシーを使って、スーパーGTのサポートとして開催されている。


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