スパ24時間、2020年は“一生に一度”の『25時間レース』での開催が決定

2020年6月22日(月)22時50分 AUTOSPORT web

 GTワールドチャレンジ・ヨーロッパの一戦、またインターコンチネンタルGTチャレンジの一戦として、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されるトタル・スパ24時間は、10月22〜25日に延期された2020年のレースが『25時間レース』になると発表した。


 1924年に始まったスパ24時間は、長年ツーリングカーで争われてきたが、2001年からFIA-GTの一戦となり、2011年からブランパンGTシリーズのレースに。また、2016年からは世界五大陸のレースに冠されるインターコンチネンタルGTチャレンジにも数えられ、多くのGT3カーが世界屈指の戦いを展開していた。


 そんなスパ24時間だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりベルギー政府が8月31日まで国内での大規模なイベント開催を禁止することを決定したことをうけ、2020年は10月22〜25日に開催されることになっていたが、今季はさらに“特別な”レースになりそうだ。


 というのも、今季の決勝日にあたる10月24〜25日は、中央ヨーロッパ夏時間の終了する週末にあたる。決勝レースは10月24日(土)の15時30分にスタートするが、10月25日(日)の3時に時計の針が1時間戻される。本来であれば25日の14時30分にチェッカーを迎えれば24時間レースとなるが、今季はあえて15時30分にチェッカーとすることで、長い歴史の中で初めて25時間レースになった。


 今季は秋の開催ということもあり、例年の深緑に包まれたレースから一変、秋らしい森のなかでのレースとなりそうなスパ24時間。レースを運営するSROモータースポーツグループが“一生に一度”と銘打つとおり、異例尽くしのレースとなりそうだ。


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