浦和ヘグモ監督「失点を減らすため、中盤のバランスを整えた方が…」 19戦27失点の守備改善に言及

2024年6月22日(土)23時29分 スポーツ報知

ゲキを飛ばす浦和・ヘグモ監督(カメラ・池内 雅彦)

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◆明治安田J1リーグ▽第19節 浦和2—2鹿島(22日・埼玉スタジアム、飯田淳平主審)

 浦和はホームで鹿島に2—2で引き分けた。

 開始3分、敵陣から球際の競り合いで立て続けに敗れ、カウンターから鹿島FW鈴木優磨に先制点を奪われた。さらに、同42分には自陣左クロスのこぼれ球への寄せの甘さも響き、鈴木に追加点を浴びた。

 ヘグモ監督は前半について「良くなかった。早い時間帯で失点してしまい、その後は徐々に我々のプレーが出せるようになっていたが、プレスがうまくいかなかった。ビルドアップの時、盤でうまくボールを回せなかった。前半は鈴木優磨選手が支配したと思う。彼の素晴らしいFWぶりを見せられた」と振り返った。

 試合は終盤にMF武田英寿の2得点で価値ある引き分けに持ち込んだ。これで今季リーグ戦の前半戦を終え、7勝5分け7敗の11位。昨季はJ1最少の27失点(34試合)と堅守を誇ったが、今季は19試合で27失点。システムを4—2—3—1から攻撃的な4—3—3に変えた影響もあり、守備の安定性を欠いている。

 直近の試合では前後半の開始直後、終了間際と悪い時間帯に失点した。指揮官は「失点は減らさなければいけない。追いかける展開が少し多いと思う。今日はシュウ(西川周作)が触ったボールのリバウンドを決められてしまったので、時間帯は偶然だったと思うけど、このような失点を減らすためにももう少し、例えば中盤のバランスを整えた方がいいかもしれないと思う。要因は複合的だと思う」と守備の改善に言及した。

スポーツ報知

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