FAとなった筒香嘉智 日本球界に電撃復帰あるか 注目集める「昨年の成功例」

2023年6月23日(金)11時58分 ココカラネクスト

今季はマイナーで力を磨いていた筒香(C)Getty Images

 レンジャーズとマイナー契約を結んでいた筒香嘉智内野手が契約を解除し、自由契約となったことを球団公式サイトが22日(日本時間23日)に発表した。

 筒香は19年オフにDeNAからポスティングシステムを使って、レイズと契約。しかし、20、21年の2シーズンで打率・187、8本塁打、29打点と結果を残せず21年シーズン途中に戦力外通告を受けた。昨季はパイレーツで50試合に出場し、打率・171、2本塁打、19打点。

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 レンジャーズとマイナー契約を結んだ今季は招待選手としてキャンプに参加後、ここまでメジャー昇格なし。傘下3Aラウンドロックで51試合に出場し、打率・249、6本塁打、33打点。6月以降は打率3割、3試合連続本塁打を放つなど、調子を上げていた。

 メジャーでの挑戦を掲げている筒香だけに今後も出場機会を求めていくものと見られるが、気になるのは日本球界の反応もある。

 現在は交流戦を終え、リーグ戦再開を見据える。今後は球宴、後半戦突入といよいよ目指すペナントに向け、し烈な争いを各球団繰り広げる中、得点力に悩む球団にとっては長打が打てる筒香は魅力的な存在だ。

 この時期の出戻り組といえば、昨年も注目を集めた移籍例があった。当時パドレス傘下のマイナー(3Aエルパソ)を自由契約になった秋山翔吾外野手が、昨年6月に広島への移籍を決めた例だ。

 話題となったのは、西武、ソフトバンク、広島と三つ巴の争いとなり、古巣の西武が有力と見られていたが、秋山が新天地を選んだことにもある。

 広島フロントの熱心な姿勢も影響したといわれるが、その秋山は日本球界復帰2年目の今季、現在セ・リーグ打率5位(・319)と期待に応えてしっかりチームの力となっている。

 果たして日本が誇る長距離砲の去就はどうなるのか。今後も注目の存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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