【ボクシング】アマ3冠の吉良大弥が前日計量をクリア 27日にプロデビュー戦

2024年6月26日(水)17時4分 スポーツニッポン

 アマチュアボクシングでアジアジュニア選手権50キロ級、高校選抜、インターハイでそれぞれ優勝の実績がある吉良大弥(21=志成)が、27日に東京・後楽園ホールで行われるコムサン・カエウルエアン(タイ)とのスーパーフライ級6回戦でプロデビューする。26日には前日計量に臨み51・8キロでクリア。コムサン51・7キロでパスした。

 デビュー戦に向け、吉良は1カ月半で6キロを落としたといい「減量は順調に進みました」と淡々と話した。もともとプロ志向が強くパリ五輪出場への道が断たれたこともあて東農大を2年で中退。大学の先輩であるWBA世界スーパーフライ級王者、井岡一翔(志成)の勧めもあり、同門になることを決断した。

 5月25日から6月16日までは、7月7日に試合を控える井岡の米ラスベガス合宿に参加。週2、3回1日4ラウンドのスパーをこなし自炊を経験した。吉良は「井岡さんにはスパーリング内容が良くても悪くても、そこにどういう意味を持たせるのか。気持ちに左右されないところを学んだ」と収穫があったことを口にする。

 注目のデビュー戦。プロボクサーとして第一歩を記す21歳に気負いはない。「自分のボクシングを貫いて、自分のボクシングはこれだ!というのを言葉じゃなく試合で見せられたら」と力をこめた。

スポーツニッポン

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