欧州スーパートロフェオ:笠井崇志組がレース2で2位に。3ラウンド連続表彰台を獲得

2018年6月27日(水)15時14分 AUTOSPORT web

 6月23〜24日、イタリアのミサノでランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの第3ラウンドが行われ、レース1で笠井崇志/オーガスト・マックベス組46号車が総合11位/クラス4位でフィニッシュ。レース2では総合7位/プロ-アマクラス2位となり、開幕から3ラウンド連続の表彰台を獲得した。


 三重県出身の笠井はレーシングカートからイタリアのFIA-F4等を経て、スポーツカーレース参戦を志しており、今季は強豪ビンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)に加入。ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパに参戦し、第1ラウンドのモンツァではレース1でプロ-アマクラスの優勝を飾っている。


 ブランパンGTシリーズ・スプリントカップ併催の第3ラウンドの舞台はミサノ。今回からパートナーがフィリップ・ウラジックからマックベスに交代したが、予選ではレース1の予選を笠井が担当。途中まではセクター自己ベストをマークするも、総合14番手/クラス6位に。マックベスが担当したレース2の予選では、総合11番手/クラス4番手で予選を終えた。


 迎えた23日のレース1の予選はナイトレース。笠井にとっては初めての夜のレースだったが、順調にポジションを上げ総合11番手にジャンプアップ。14周目にピットに戻り、マックベスに交代する。マックベスも前を追うが、ポジションアップはならずそのままフィニッシュ。総合11位/クラス4位で惜しくも表彰台には届かなかったが、貴重なポイントを加えた。


 明けた24日のレース2では、マックベスがスタートを担当。2周目には1台をパスして10番手で周回を重ねるが、なかなかオーバーテイクには至らず、チームはミニマムの13周でピットインする作戦を採る。


 このため代わった笠井は18周という長いスティントとなったが、好タイミングでのピットインと笠井のハイペースにより、総合7位/クラス2位でフィニッシュ。開幕から3ラウンド連続での表彰台獲得を果たした。


 上位フィニッシュを続けていることもあり、笠井は激戦のランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパでプロ-アマクラスのランキング首位を争っている。次戦はスパ24時間と併催の7月27〜28日スパ・フランコルシャンラウンドだ。


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