浦和ヘグモ監督「チームが若返っている変化はある」 酒井宏樹、岩尾憲がシーズン途中に移籍

2024年6月28日(金)15時35分 スポーツ報知

酒井宏樹(左)とヘグモ監督

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 J1浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督が28日、ホームの磐田戦(30日、埼玉)に向けてオンラインで会見し、今季途中でチームを離れた主将DF酒井宏樹、MF岩尾憲について言及した。

 酒井は来季からオーストラリア1部・Aリーグに新規参入するオークランドFC(ニュージーランド)への移籍が決定的となっており、24日にチーム離脱を発表。岩尾はJ2徳島への移籍が27日に発表された。

 指揮官は「憲は2年半、浦和で素晴らしい仕事をしてくれた。憲は古巣に戻る判断をしたが、向こうでたくさんプレーしたいと思ってのことだと思う」。酒井については「私が来た当初からAリーグでプレーをする夢を持っていると話していた。いい形でここを去って向こうに向かう。新たな国で新たな経験を積みたいと希望していた」と説明した。

 シーズン途中に主軸選手が相次いでチームを離れる現状にも「選手と出会ったり、離れたりするのはサッカーのいいところの1つだ」と力説。酒井がチームに別れのあいさつをした時、指揮官は「昔は大きな惑星に少ない人間が住んでいた。でも、今は小さな惑星にたくさんの人が住んでいる。世界が1つになっており、中でも最も大きな産業の1つがサッカーだ。選手や指導者が世界中のいろんなところにいってピッチ内外でコミュニケーションを取れるようになってる」などと話したと明かした。

 酒井が主戦場とする右サイドバックはDF石原広教、岩尾が主軸を担った中盤はMF伊藤敦樹、安居海渡、武田英寿ら若手が主力を務めている。ヘグモ監督は「多くの若い選手がメンバーに入って、そこで発展している流れになっている」「チームが若返っているという変化はある」。その上で「短期的に見れば、今まで出てなかった選手がピッチや練習で自分をより見せる流れになる。可能性がある中で、選手がステップアップすることを願っている」と期待を寄せた。

スポーツ報知

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