レッドブルリンクでF1エンジンマニュファクチャラーによる会議を開催へ。ポルシェとアウディも出席予定

2021年6月29日(火)16時7分 AUTOSPORT web

 報道によるとポルシェとアウディは、次の土曜日にレッドブルリンクで開催が予定されているF1のエンジンマニュファクチャラーミーティングに出席するという。


 F1関係者とFIAは、次のレギュレーションサイクルが始まる2025年に向けたF1のエンジン計画をまだ確定していない。将来のパワーユニット(PU)は、現状のフォーマットから大きく逸脱することはないと考えられているが、複雑なPUを簡素化してコストを下げ、一方でPUのハイブリッドコンポーネントを維持するか増やす計画があるという。


 また将来のエンジンは完全に持続可能な燃料に置き換えられるとみられている。全体的なパッケージはF1の持続可能性とカーボンニュートラルの目標を満たし、自動車業界の市販車との関連性を守ろうとしている。


『Motorsport Week』によると、次の土曜日のミーティングには来年のF1のマニュラクチャラー4社を代表して、ダイムラーのオラ・ケレニウス、フェラーリのジョン・エルカーン、ルノーのCEOを務めるルカ・デメオ、そしてレッドブルのディートリッヒ・マテシッツが参加するという。F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリとモータースポーツ担当マネージングディレクターのロス・ブラウン、またFIA会長のジャン・トッドもミーティングに出席する。


 なお伝えられるところでは、ポルシェのCEOを務めるオリバー・ブルーメとアウディのCEOであるマルクス・ドゥスマンもミーティングに出席するようだが、彼らが話し合いに参加するのか、それとも過去に両社がそうしたようにオブザーバーとして出席するのかは不明だ。


 ポルシェとアウディがF1に参入するという噂は定期的に流れている。フォルクスワーゲン・グループのディーゼルゲートスキャンダルの後で、2社がレーシング活動を縮小したときは特にそうだった。


 しかし両社はその後、WEC世界耐久選手権にワークスチームとして復帰する計画を発表した。またポルシェはチーム・ペンスキーとパートナーシップを結びWECやIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する予定だ

2021年4月29日に公開されたアウディLMDhプロトタイプの車両イメージ

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