ミラン、FWプリシッチと個人合意も…チェルシーとの交渉は難航か

2023年7月1日(土)12時21分 サッカーキング

ミランから関心が寄せられるプリシッチ [写真]=Getty Images

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 ミランが、チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチとの個人合意に至ったようだ。6月30日、大手メディア『ESPN』が伝えている。

 現在24歳のプリシッチは2019年冬に5800万ポンド(約106億円)でドルトムントからチェルシーに加入し、約半年間のレンタル移籍を経て2019−20シーズン開幕から同クラブの一員としてプレーしている。背番号「10」を着用し、ここまで公式戦通算145試合の出場で26ゴール21アシストを記録。しかし、2022−23シーズンはケガの影響で公式戦30試合の出場したものの、途中出場も多く1ゴール2アシストを記録するにとどまった。

 現行契約が2024年6月30日までとなっているプリシッチは今夏の移籍を熱望しており、チェルシーとしても来夏のフリー移籍を避けるために売却を容認していることから、今夏の移籍は濃厚と見られている。

 そんなプリシッチに対して、チェルシーからイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークを完全移籍で獲得したミランが関心を寄せていることが明らかになっており、今回の報道によると、すでにミランは長期契約を締結する個人的条件でプリシッチと大筋合意に至ったという。

 しかし、移籍金を巡るクラブ間での交渉は引き続き行われている模様で、チェルシーとしては2500万ユーロ(約39億円)を望んでいる一方で、ミランは1500〜1800万ユーロ(約24〜28億円)程度でまとまることを望んでおり、合意までは依然として隔たりがあることが明らかになっている。

 それでも、プリシッチは移籍を実現するために大幅な減給も受け入れる姿勢を示すなど、ミラン移籍を熱望していることから、交渉は今後も続いていくことが伝えられているが、果たして両クラブは合意に達することができるのだろうか。

サッカーキング

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