横浜FMがリーグ戦6連勝! 湘南はリーグ戦4連敗、町野修斗の国内ラストゲームを勝利で飾れず

2023年7月2日(日)21時8分 サッカーキング

ゴールを決めた横浜FM [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第19節が7月2日に行われ、横浜F・マリノスと湘南ベルマーレが対戦した。

 5連勝中の横浜FMが、12戦未勝利の湘南を『日産スタジアム』に迎えての一戦。

 試合開始早々、6分、横浜FMが先制に成功する。相手陣内の中央でボールを回すと、最終的にボールは松原健のもとへ。ボールを受けた松原はペナルティアーク付近から右足を振り抜き、ボールはゴール左隅に突き刺さった。

 勢いに乗った横浜FMは10分、プレッシングをかいくぐろうと自陣深くでビルドアップを行う湘南からヤン・マテウスがペナルティエリア内左でボールを奪うと、アンデルソン・ロペスへラストパス。ボールを受けたアンデルソン・ロペスは反転しながらシュートを放ち、ボールは相手GKの手を弾きながらゴールへと吸い込まれた。

 2点のリードを追う湘南は26分、相手陣内の中央でボールを奪うと、そこからショートカウンターを発動。舘幸希の縦パスを受けた町野修斗がドリブルでペナルティエリア付近まで運び、シュートを放ったものの、枠を捉えることはできず。ゴールとはならなかった。

 その後、横浜FMが攻勢を強め、チャンスを多く作り出したが、湘南のGKソン・ボムグンが立て続けにセーブ。3点目を奪うことができなかった横浜FMだが、2点のリードで試合を折り返した。
 
 横浜FMの勢いは止まらない。後半開始早々の51分、センターサークル付近でボールを奪った渡辺皓太がドリブルでペナルティエリア前まで持ち運ぶと、右サイドにポジションを取っていたヤン・マテウスへパス。ボールを受けたヤン・マテウスは左足で中に切り込むと、そのままペナルティエリア中央へクロスを供給。このクロスボールをアンデルソン・ロペスがヘディングで合わせ、リードを3点に広げた。

 3点のリードを追いかけることとなった湘南は75分、小野瀬康介がペナルティエリア内にドリブルで侵入すると、相手DFに後ろから倒されてPKを獲得。このPKを町野がきっちりと決めて1点を返した。

 それでも、横浜FMは77分、ペナルティエリア右にポジションを取っていた水沼宏太にパスが渡ると、水沼はキックフェイントから素早く左足でシュートを放つ。このシュートは相手GKに弾かれたものの、こぼれ球に素早く反応した植中朝日がボールをゴールへ押し込み、再びリードを3点とした。

 その後、湘南は反撃に出るも及ばず。試合はこのまま終了し、横浜FMは6連勝を達成。湘南は4連敗を喫し、6月29日にブンデスリーガ2部のホルシュタイン・キールへの完全移籍を発表した町野の国内ラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。

 次節は7月8日に行われ、横浜FMは敵地で名古屋グランパス、湘南は敵地で柏レイソルと対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 4−1 湘南ベルマーレ

【得点者】
1−0 6分 松原健(横浜FM)
2−0 10分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
3−0 51分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
3−1 75分 町野修斗(PK/湘南)
4−1 77分 植中朝日(横浜FM)

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