スーパー耐久第3戦SUGOからシリーズ名が変更。今回から全車ドライ/ウエットともBS装着

2023年7月6日(木)18時4分 AUTOSPORT web

 7月8〜9日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されるスーパー耐久シリーズ第3戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』。このレースから、シリーズ名が『ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE』に変更され、車体等にブリヂストンのロゴが貼られる。


 2021年からスーパー耐久シリーズはハンコックが公式タイヤサプライヤーを務めていたが、既報のとおり2023年3月12日に発生した韓国のハンコックタイヤ大田(テジョン)工場の大規模火災による影響をうけ、2024年からタイヤサプライヤーを務めることが決まっていたブリヂストンがシリーズ存続に向けた緊急対応を行っていた。


 今季は第1戦鈴鹿は全車がハンコックで戦い、第2戦富士SUPER TEC 24時間レースからは、ST-4、ST-5以外のクラスはブリヂストンのドライタイヤ、ハンコックのウエットタイヤを使用。ST-4、ST-5はスリックタイヤの供給が可能となるまで、ブリヂストン・ポテンザの市販ラジアルタイヤであるRE-12D、RE-71RSが使用されている。


 迎える第3戦SUGOからは、ST-4、ST-5の市販ラジアル含め全車がドライ、ウエットともにブリヂストンを履くことになった。そのため、すでに公式ホームページ等ではアナウンス済みではあるが、今大会からシリーズ名が『ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE』に改められている。なおシリーズ名は第1戦は『ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Powered by Hankook』、第2戦は『ENEOSスーパー耐久シリーズ2023』となっていた。


 車体の外観も第1戦、第2戦、第3戦で変更されている。第1戦はもちろん全車がハンコックのロゴをつけてレースを戦っていたが、第2戦はタイヤメーカーのロゴなし(タイヤサイドウォールもロゴなし)、第3戦からは前後バンパー左右、ゼッケンベース下部にブリヂストンのロゴがつけられている。なおドライバーのスーツ、ヘルメットにもブリヂストンのロゴが着けられる。


 一年でシリーズ名がたびたび変わるということは非常に珍しいが、多くの関係者の努力により危機を乗り越えたことになる。今シーズンの今後のレースはブリヂストンが継続して使用されることになる。

2023スーパー耐久第3戦SUGO TKRI松永建設AMG GT3
2023スーパー耐久第3戦SUGO Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
2023スーパー耐久第3戦SUGO Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
2023スーパー耐久第3戦SUGO KTMS GR YARIS

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