PSG新指揮官のエンリケ監督が“王者のメンタリティ”を顕示「プレッシャーは大好き」

2023年7月6日(木)13時20分 サッカーキング

来季への意気込みを語ったエンリケ監督(左) [写真]=Getty Images

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 パリ・サンジェルマン(PSG)の新指揮官に就任したルイス・エンリケ監督が、2023−24シーズンへの意気込みを語った。5日、スペイン紙『マルカ』などが同監督のコメントを伝えている。

 PSGは4日、エンリケ監督が新指揮官に就任したことを発表し、同日には記者会見が行われた。2025年夏までの2年契約を締結した同監督は、「攻撃的なメンタリティは譲れない」と自身が志向するスタイルについて説明。スポーツ・ディレクターを務めるルイス・カンポス氏とは「先週、話し合いを行い、チームの準備に取り組んでいる」と、すでに来季を見据えて連絡を取り合っていたと明かした。

 また、PSGの悲願であるチャンピオンズリーグ(CL)制覇へのプレッシャーについて質問されると、「そのプレッシャーは大好きで、プレッシャーを感じるのは素晴らしいことだ」と重圧は問題ないことを強調。続けて、「同じようなレベルで同じ夢を持ったチームが10チームほどある。私たちより経験豊富なチームも存在するが、彼らに勝てないわけではない。野心的になり、チームの最高の形を探す必要がある。それは我々全員にとっての目標だ」と、ライバルたちを冷静に分析しながら、PSGにもチャンスがあると口にした。

 現在53歳のルイス・エンリケ監督は、現役時代にスポルティング・ヒホン、レアル・マドリード、そしてバルセロナで活躍。現役引退後は指導者に転身し、監督を務めたバルセロナBを3部から2部へと昇格させた。その後は、ローマとセルタでの指揮を経て2014年夏からバルセロナのトップチームを率いると、就任初年度にはラ・リーガ、CL、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の3冠を達成。在籍した3シーズンで合計9個のタイトルを勝ち獲った。

 そして2018年のワールドカップ終了後、スペイン代表の指揮官に就任。EURO2020ではチームをベスト4に導くと、UEFAネーションズリーグでもファイナルズ進出を果たした。しかし、FIFAワールドカップカタール2022はベスト16での敗退となり、同大会を最後にスペイン代表の指揮官から退くと、以降はフリーの期間が続いていた。

サッカーキング

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