湘南からキールへ移籍。町野修斗、独2部が「最高の舞台」であるワケ語る

2023年7月10日(月)15時59分 FOOTBALL TRIBE

町野修斗 写真:Getty Images

 日本代表FW町野修斗は先月末、明治安田生命J1リーグ湘南ベルマーレから2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)ホルシュタイン・キールへ完全移籍。移籍先決断の背景や、ドイツ2部リーグの特徴、さらなるステップアップ移籍への思いを語った。


 町野は横浜F・マリノス、ギラヴァンツ北九州をへて、2021年から湘南でプレー。昨季J1リーグで13ゴールを挙げると、今季も19試合出場で9ゴールをマーク。昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)日本代表メンバーに追加招集されたが、本大会での出番はなかった。


 そんな町野はDAZN制作「やべっちFC」のインタビューに対応。海外移籍を決断した理由について「日本代表戦を経験して世界との差を感じたからです。試合に出場することは一番大事なので。キールからの熱量や期待感といったものを優先して(移籍先を)選択しました」と語っている。


 ドイツ2部リーグでは、かつて日本代表MF遠藤航がプレーしていたほか、2021/22シーズンにはDF板倉滉が主力選手としてシャルケをブンデスリーガ昇格へと導くなど、多くの日本人選手が活躍してきた。


 それだけに町野は「ドイツ2部はフィジカルが強い選手が多い印象なので、自分の課題であるポストプレーやフィジカル面を鍛える上では最高の舞台と思います」と歓迎。


 ドイツ2部リーグ開幕戦出場や、海外挑戦1年目での20ゴール奪取を公言したほか、「プレミアリーグやブンデスリーガのビッグクラブでプレーすることは夢です。カタールW杯では出場できなかったので、もう一度(W杯の)メンバーに選ばれて、日本代表を助けるゴールを決めたいです」と将来的な目標も語った。


 なおキールは2017年にドイツ2部リーグへ昇格。2020/21シーズンにブンデスリーガ昇格争いを繰り広げたほか、2021年1月にはDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)2回戦でバイエルン・ミュンヘンから金星をあげたことにより注目を集めていた。ただ2022/23シーズンはプレーオフ進出圏内の3位ハンブルガーSVから勝ち点20差の8位で終了。クラブがブンデスリーガ昇格を目指す中、町野にかかる期待は大きい。

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