アルテタ監督がライスの能力を“灯台”と絶賛! チームのさらなる補強も示唆

2023年7月18日(火)20時19分 サッカーキング

アーセナルに加入したデクラン・ライス [写真]=Arsenal FC via Getty Images

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 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、新たにチームへ加入したイングランド代表MFデクラン・ライスを称賛した。17日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

 現在アメリカツアー中のアーセナルは、新加入組のライスやオランダ代表DFユリエン・ティンバー、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツを含む29名でトレーニングを行った。新天地での活躍に期待が集まるライスだが、アルテタ監督は同選手がチームにもたらす素質を「リーダーシップ、オーラ、リーグでの経験」と紹介。続けて「彼は私たちにしばらく欠けていたフィジカル能力も備えている。だからこそ、彼をチームに加えるために全力を尽くしてきた」とライス獲得の理由を説明した。

 また、指揮官はライスの能力を“灯台”と表現。「彼は他の選手に光を当て、他の選手を向上させ、チームをより良くしようとする。すごいクオリティだ。それは私にとって優れたMFとなる条件だが、彼はその能力を100パーセント持っている。彼の話し方、自分自身の表現方法、そして彼の野心と試合に対する情熱は、まさに私たちが必要としているものだ」と自身がMFに求める要素を交えながら、同選手の才能を絶賛している。

 さらに、「市場には、まだたくさんの時間が残っている」と、さらなる選手獲得も示唆。莫大な金額を投じた大型補強が続く中、来シーズンのプレミアリーグ制覇に向け、野心が伺えるコメントを残した。

 現在24歳のライスは、チェルシーの下部組織出身で2013年にウェストハムの下部組織に移籍後、2017年にトップチームデビューを果たした。以降は同クラブの中心選手に成長し、2022−23シーズンはキャプテンを務めながら、リーグ戦37試合の出場で4ゴール2アシストをマーク。カンファレンスリーグ(ECL)では、クラブを欧州大会で58年ぶりの優勝へ導いた。

 15日にはアーセナルへの完全移籍加入が発表。イギリスメディア『BBC』によると、契約期間は2028年6月末までの5年間で1年間の延長オプションも付随しているという。移籍金はイングランド人選手の歴代最高額を更新する総額1億500万ポンド(約190億円)にまで上るという。

サッカーキング

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