イモラでのF1GPは異例の2デー開催。将来のフォーマット変更に向けた実験的意義も

2020年7月25日(土)9時46分 AUTOSPORT web

 2020年F1の第11戦から第13戦までが発表され、ドイツ・ニュルブルクリンク、ポルトガル・ポルティマオ、イタリア・イモラでの開催が決まった。イモラでは異例の2デー開催が予定されている。


 10月9日〜11日にニュルブルクリンクでのアイフェルGP、10月23日〜25日にポルティマオでのポルトガルGP、そして10月31日〜11月1日にイモラでのエミリア・ロマーニャGPが開催されることが、7月24日に発表された。


 エミリア・ロマーニャGPは異例の2デーイベントとなっている。F1は、週末のフォーマットはまだ確定していないものの、プラクティス1回と予選、決勝を行う見通しであると発表した。


『auto motor sport』は、ポルトガル最南端のアルガルベからイタリアのイモラまでは移動に時間がかかることを考慮し、通常フリー走行を行う金曜がキャンセルされたと伝えている。


 将来開催数のさらなる拡大を目指すF1は、レースウイークエンドの異なるフォーマットを試したいという考えを以前から持っていた。そのためF1は、実験的な意味でも今回の2デー開催イベントを興味深く見守っていくものとみられる。


 9月25〜27日の第10戦ロシアGPは、観客を入れて開催する意向を示しているが、第11戦から13戦の3グランプリも、観客入場のもとで実施することを検討している。


 ニュルブルクリンクは「オーガナイザーは、限定した人数の観客が現地でモータースポーツのシーンをライブで見守る可能性に向けて懸命な取り組みを行っている」と発表。イモラは「現時点では、Covid-19に関する規定を守り、観客を減らして行う予定である」と述べている。また、Formula1.comは、ポルトガルについて「ファンを会場に入れて行う予定」であると明かした。

アルガルベ・インターナショナル・サーキット


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