「チームにとって大きい」ヤンキースもねじ伏せた藤浪晋太郎に米専門メディアも絶賛!「まだ十分に認められていない」

2023年7月31日(月)18時27分 ココカラネクスト

ヤンキース打線を牛耳った藤浪。堂々たるマウンドさばきに現地でも賛辞の声が相次いでいる。(C)Getty Images

 日本人右腕が、メジャーリーグで真価を発揮し続けている。

 現地7月30日に行われた本拠地でのヤンキース戦に藤浪晋太郎(オリオールズ)が、3番手として登板。2回(38球)を投げて、被安打1、4奪三振、無失点の快投で、チームの勝利に貢献した。

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 まさに圧巻だった。9対3とリードしていた6回にマウンドに上がった藤浪は先頭のアンソニー・ヴォルピに二塁打を打たれるも、続くカイル・ヒガシオカとジェイク・バウアーズと連続三振。そしてグレイバー・トーレスもセカンドへのフライに封じて、危なげなくピンチを切り抜ける。

 続く7回も続投した背番号14は、先頭のジャンカルロ・スタントンこそ四球で歩かせるも、後続のアンソニー・リゾとアイザイア・カイナーファレファは2者連続で三振。ラストバッターのベイダーを98マイル(約157.7キロ)の4シームでライトフライに抑えた。

 球界でも屈指のパワーヒッターが揃う相手打線をねじ伏せた藤浪。この日は100マイルを超える4シームは計9球を記録し、最速は100.3マイル(約161.4キロ)と流石の剛腕を披露。これでヤンキース戦はアスレティックス時代を含めて4試合連続無失点となった。

“ヤンキース・キラー”とも一部で囁かれ始めている29歳の快投には、オリオールズの情報を日夜発信している現地メディアも賛辞を贈る。専門ポッドキャスト「The Warehouse」は「シンタロウ・フジナミの複数イニングを投げぬく能力は、まだ十分に認められていない」と絶賛。さらに「彼が提供しているものは、チームにとって、今まさに大きなものとなっている。フジ、素晴らしい投球だった」と褒めちぎった。

 日進月歩で進化を続け、快進撃を続けるチームの貴重な戦力となっている藤浪。そのピッチングから今後も目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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