鎌田大地、代理人がジェノアに売り込み?本人はミラン移籍破談後に休暇

2023年7月31日(月)5時24分 FOOTBALL TRIBE

鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表MF鎌田大地は今年6月、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを契約満了により退団。セリエA(イタリア1部)ミラン移籍が破談に終わっているが、ここにきてジェノア移籍の可能性が報じられている。


 鎌田の去就については、先月ミラン移籍で合意と報じられていたが、パオロ・マルディーニ氏をはじめ鎌田を高く評価していた幹部の一斉解任により状況が一変。ミランはトップ下の新戦力としてチェルシーからMFクリスチャン・プリシッチを獲得したほか、EU圏外選手枠でナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼも確保。鎌田獲得の可能性は消滅している。


 そんな中、イタリア・ジェノバの地元紙『Il Secolo Xix』は30日、ジェノアの補強戦略を特集。中盤での新戦力獲得が必要との見解を示した上で、鎌田について以下のように綴っている。


 「鎌田の代理人から接触があった。彼は2019年にもジェノア移籍に近づいていた。フランクフルトでの数シーズンを経て、彼はトップレベルの選手になったが、現在はフリーである。ミランとの契約が失敗した後、自分のキャリアにとって最善の解決策が何かを考えるために休憩を取った」


 また同紙によると、鎌田にはプレミアリーグ(イングランド1部)所属クラブやラ・リーガ(スペイン1部)セビージャからオファーが届いているという。


 ただ鎌田はかねてよりUEFAチャンピオンズリーグでのプレーを望んでいる。くわえて代理人はラツィオとの交渉で、年俸500万ユーロ(約7億8000万円)や代理人への高額な手数料を要求したと報じられていることから、ジェノア移籍の可能性は低いとみられる。


 ジェノアは元日本代表FW三浦知良の古巣であり、第2次世界大戦前にセリエAを9度制した古豪。2021/22シーズンにセリエAで19位に終わり2部降格となったが、2022/23シーズンは2部で首位フロジノーネから勝ち点差7の2位。1シーズンでのセリエA復帰を果たしている。

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