「涼しい中でできるのは大きい」と阪神OBが”長期ロード”に見解 ここ数年の8月戦績は?

2023年8月2日(水)14時26分 ココカラネクスト

岡田監督も屋内での試合や練習を歓迎している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 全国高校野球選手権大会の開幕にともない、阪神はしばらく本拠地の甲子園球場を離れる“長期ロード”に突入する。慣れた球場を離れることは選手に影響を及ぼしそうではあるが、意外とありがたい期間なのかもしれない。現役時代に阪神で活躍した鳥谷敬氏は『ytv阪神応援チャンネル「トラトラタイガース」』の動画にて、長期ロードについてコメントした。

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 鳥谷氏は「(ドーム球場のほうが冷房がきいているため)試合が楽っていうのもあるけど、やっぱり練習時間が一番暑いんですよね」「消耗が激しいので甲子園で練習する時は少し時間を短くしたりとか、それをしなくて良い。練習時間を涼しい中でできるのは大きいと思います」という。本拠地がドームのチームはかなりのアドバンテージがあるとも話す。

 続けて、「東京のほうだったら遠征も少ない」と首都圏には球場が多いため、移動疲れも少ないとメリットを語る。また、いずれもドーム球場ではない上位チームの広島とDeNAは、8月に野外での試合が多いが、これには「めちゃくちゃ大きいです」と口にした。

 鳥谷氏は長期ロードのありがたさを口にしたが、8月の阪神の戦績はどうなのか。2022年は12勝14敗、2021年は7勝9敗、2020年は13勝12敗1分、2019年12勝12敗1分、2018年は11勝13敗となっている。最近5年間を見るとやや負け越しており、貯金を作ったシーズンは1年のみだ。

 それでも暑さによって体力が奪われる夏場に、ドームで多く試合ができることは大きい。長期ロードを好成績で乗り切り、優勝に向かって突き進みたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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