アーセナル、かつての“最高額男”ペペが退団へ？…ベシクタシュが獲得を検討か
2023年8月3日（木）16時41分 サッカーキング
ニコラ・ぺぺにベシクタシュ移籍の可能性が浮上 [写真]=Getty Images
現在28歳のペペはリールで頭角を表すと、2019年夏に当時のクラブ史上最高額となる7200万ポンド（当時のレートで約94億円）でアーセナルに加入した。活躍に大きな期待が寄せられたものの、公式戦通算16ゴール5アシストをマークした2020−21シーズン以外は目立った成績を残すことができず、昨シーズンはニースにレンタルで放出された。
レンタル期間の満了に伴い、アーセナルに復帰したペペだが、今夏の移籍市場でのアーセナル退団の可能性が浮上しているようだ。報道によると、ベシクタシュが同選手の獲得に興味を示しており、既にクラブ間での話し合いが行われているという。アーセナル側は、ペペ獲得に費やした際の資金を少しでも回収すしたいと考えているものの、ベシクタシュ側は契約解除後のフリートランスファーでの獲得を希望しているようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ベシクタシュがペペの獲得を本格的に検討していると指摘。同氏によると、ペペはミケル・アルテタ監督が掲げる新シーズンの構想に含まれておらず、今夏のアーセナル退団に向けた準備を進めているという。現在両クラブは、潜在的な取引の構造についての話し合いを行なっているようだ。
なお、ペペはアメリカで行われたプレシーズンツアーに帯同していなかったものの、その原因は選手本人の負傷であったとアルテタ監督本人が明かしている。果たして、かつての“クラブ最高額男”は2024年6月末の契約満了を待たずして、『エミレーツ・スタジアム』を去ることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
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