14歳の若き“新星”現る! 加藤金次郎が描く将来「早く海外で活躍したい」

2024年8月6日(火)18時31分 ALBA Net

加藤金次郎がレギュラーツアー初参戦だ(撮影:上山敬太)

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<横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜 事前情報◇6日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7207ヤード・パー71>

猛暑のなか、国内男子ツアーは後半戦に突入した。月曜日に開催されたマンデートーナメント(予選会)には72人が出場し、6人が突破。そのなかに、14歳の“新星”の姿もあった。


愛知県瀬戸市出身の加藤金次郎は、2010年5月6日生まれの14歳。水無瀬中に在学する2年生だ。ドライバーの平均飛距離は260ヤードで、ショートゲームを得意としている。予選会は5アンダーの「66」をマークし、6位で通過。自力で初のレギュラーツアー出場の切符をつかんだ。「初めてなので、楽しみながらやれたらいい」と緊張している様子もなく、落ち着いた表情を見せる。

というのも、昨年は下部のABEMAツアーに4試合出場しており、「エリートグリップチャレンジ」では同ツアー史上2番目の若さで決勝に進出した。今年は4月下旬の「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」に出場。プロと戦う舞台は初めてではないこともあり、そこまで緊張は感じていないようだ。しかし、「テレビで見ているような選手たち」を目の前にしてレギュラーツアーに出場している実感は湧いている。

この日は午前中に宇喜多飛翔と同じアマチュア選手で9ホールを回り、午後は一人で9ホールをプレー。コースチェックを済ませた。「フェアウェイに置ければ、(バーディ)チャンスにつけられると思うので、ショットの精度などが重要になると思います」と攻略法を思い描きながら、準備を進めている。

「まだ試合まで1日あるので調整して、2日間アンダーパーで回って予選通過できたらいいんですけど、スコアよりも自分のプレーができるように頑張ります」。まずは初舞台で自身のパフォーマンスをしっかり発揮し、4日間を戦いきることを目標としている。

ゴルフ人生におけるビジョンは「早くプロになって、早く海外で活躍したい」。将来の夢には『グランドスラム』を掲げている。「プロテストを受けるより、プロ宣言をして、そのすぐ上の舞台でたくさん経験して、海外に行きたいです」。そのためにも、自力でつかんだ今回のチャンスを自身最大の目標へ一歩前進するキッカケにしたいところ。14歳の初挑戦が幕を開ける。(文・高木彩音)


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