JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 スーパーGT第5戦富士 予選レポート

2017年8月6日(日)9時51分 AUTOSPORT web

2017 SUPER GT
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第5 戦 富士スピードウェイ レースレポート


◆ 8月5日 (土) <予選> 天候:曇り | コース状況:ドライ
#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 17位


 毎回予選で安定感を見せてきたJMS P.MU LMcorsa RC F GT3は、想定していたほど路面温度が上がらず予選Q1を17位で終える。明日の決勝レースでは、初優勝を飾った相性の良い富士でチーム一丸となって追い上げを狙う。


 前戦の第4戦スポーツランドSUGOラウンドから、わずか2週間の間隔で開催されるAUTOBACS SUPER GTシリーズ第5戦「FUJI 300km RACE」。


 第2戦の初優勝を含め、開幕戦から第3戦までは全戦でポイントを獲得してきたJMS P.MU LMcorsa RC F GT3だったが、前回のスポーツランドSUGOラウンドでは、接触やセーフティカーのタイミングに恵まれなかったこともあり、13位で完走したものの、シーズン初のポイント圏外でレースを終えた。


 また、接触によるマシンへのダメージもあり、スポーツランドSUGOから山口のガレージに戻り1週間の間で修復作業を行うとともに、富士スピードウェイへ向けたセットアップを進めるなど、チームは慌ただしく準備期間を過ごした。


 今戦の舞台となる富士スピードウェイは、第2戦で初優勝を果たしたJMS P.MU LMcorsa RC F GT3にとって相性の良いサーキット。ウエイトハンデは、スポーツランドSUGOと同様の56Kgだが、BoP(性能調整)によりリスクリクターが38.0mm×2から優勝時と同じ40.0mm×2に拡大された。

JMS P.MU LMcorsa RC F GT3


 第5戦富士スピードウェイラウンドのスケジュールは、8月5日(土)に公式練習と予選、6日(日)に300kmの決勝レースが予定されている。


 まず、走り始めとなった公式練習は、8時50分から1時間45分に渡っておこなわれる。事前の天気予報通りに富士スピードウェイは曇り空に包まれて、梅雨時期を思い起こさせる湿気に覆われた天候。最初にJMS P.MU LMcorsa RC F GT3に乗り込んだのはAドライバーを務める中山雄一で、数回のピットインを繰り返してマシンのコンディションをチェックする。


 修復されたマシンは万全の状態だが、持ち込んだタイヤと路面温度が今ひとつマッチせず、セットアップの変更を繰り替えした。中山は23周を周回し、GT300クラスの30台中13番手となる1分39秒435をマーク。


 パートナーとなる坪井も中山に続いてマシンに乗り込み、8周を周回。JMS P.MU LMcorsa RC F GT3は、二人のドライバーで計31周を周回し練習走行を終了した。


<予選>
 SUPER GTの予選はノックアウト方式で実施され、GT300クラスでは上位14台がQ2へ進出することになる。


 14時35分から50分までの15分間で競われた予選Q1は、これまでの4戦と同様に坪井が担当する。午前中の練習走行からはわずかに路面温度が上がってきたが、それでもチームが想定するほどの路面温度には到達せず、タイヤのベストなパフォーマンスを発揮するのが難しい環境となった。


 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3に乗り込んだ坪井はインラップから4周に渡って入念にタイヤに熱を入れて、計測5周目からタイムアタックを開始。まずは1分39秒173をマークし、翌周には1分38秒960までタイムアップする。

JMS P.MU LMcorsa RC F GT3


 このタイムをマークした時点では予選Q2へ進出できる14番手以内に入っていたが、ライバル勢もタイムアップを果たしていく。坪井は、コースに最後まで留まりタイム更新を狙ったが、1分38秒960のベストラップを塗り替えることはできなかった。結果として17番手となり、今シーズン初めて予選Q1で姿を消すことになった。


 明日の決勝レースは17番手からのスタートとなるが、チーム一丸となって追い上げるレースを展開をすれば充分に上位進出を果たせる自信を持っており、第2戦に続く表彰台を狙っていく。


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