ミランのレジェンド、マルディーニ氏が古巣復帰! 戦略・開発責任者に就任

2018年8月6日(月)11時7分 サッカーキング

ミラン復帰を果たしたマルディーニ氏 [写真]= Getty Images

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 ミランは5日、クラブのOBで元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ氏がフロント入りすることになったと、公式サイト上で発表した。
 
 マルディーニ氏は、2009年に現役を引退して以来となる、復帰を果たした。スポーツ戦略及び開発ディレクターという役職として入閣した。
 
 ミランは先月、中国資本からアメリカの投資家グループであるエリオット・ファンドに経営権が移り、新たな執行役員会長にはパオロ・スカローニ氏、スポーツディレクターには元ブラジル代表でミランでは選手でも監督でも活躍したレオナルド氏が就任している。
 
 マルディーニ氏は、サポーターとの確執もあり、引退後はミランと距離を置いていた。エリオット・ファンドが実務経験のある人材を求めていたこともあり、入閣の噂についてマルディーニ氏も否定的なコメントを発していたことから、実現の可能性は低いといわれてきたが、レオナルド氏が、同氏の協力を熱望したことで、古巣復権のために尽力することとなった。
 
 レオナルドGMは、「パオロは素晴らしい友人であり、彼と一緒に仕事ができることは、とても素晴らしく、大きな価値がある」とコメント。スカローニ会長も「マルディーニはミランを代表する存在であり、クラブに多くの勝利をもたらした。新しい役職に就任したマルディーニとともに仕事ができるのは、とても楽しみなことであり、名誉なことだ」と述べ喜びを語った。
 
 ミランは6日、「カーサ・ミラン」で会見を行ない、マルディーニ氏も出席するようだ。
 
 現在50歳のマルディーニ氏は、ミランのユースチームを経て1985年、16歳でトップチームにデビューした。以降2009年まで、25年間にわたりミランを牽引し、647試合に出場している。イタリア代表としても4大会連続出場を果たすなど、サッカー界のレジェンドとなっている。

サッカーキング

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