90+11分に同点弾を献上…ペップが“長過ぎる”追加タイムに言及「慣れるしかない」

2023年8月7日(月)10時5分 サッカーキング

コミュニティ・シールド制覇を逃したグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、アディショナルタイムの長さに言及した。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 イングランドサッカーの新シーズンの到来を告げるFAコミュニティ・シールドが現地時間6日に行われ、マンチェスター・Cはアーセナルと対戦した。77分に途中出場のコール・パルマーの見事なミドルシュートで先制したマンチェスター・Cだったが、90+11分にアーセナルのレアンドロ・トロサールに同点ゴールを献上。その後のPK戦を1−4で落とし、今シーズン最初のタイトルを逃した。

 勝利をほぼ手中に収めながらも、終了間際の失点で試合を振り出しに戻されたマンチェスター・C。まさかのコミュニティ・シールド3連敗を喫したグアルディオラ監督は試合後に、後半のアディショナルタイムについて言及。当初提示された8分間という追加タイムに対し「長すぎた」と率直な感想を述べたうえで、次のように持論を展開した。

「我々は慣れるしかない。1−0で勝っていたからというわけではなく、試合を8分間延長するほどのことは起こらなかったと感じている。(ルールを定める)国際理事会やその関係者に対する良い問いかけになるだろう。なぜなら彼らは監督や選手たちと相談をせず、我々はこれだけの試合数を抱えながらそれを受け入れるしかないからだ。これで試合時間は100分間になるだろう。今日は何も起こらなかったにも関わらず(追加時間は)8分間だ。ゴールの時間まで延長される。スコアが4−3であるならば、7ゴールのために45秒間が延長され、明日の朝9時まで私はここでプレーすることになるだろう」

 また、イギリスメディア『BBC』によると、グアルディオラ監督はコミュニティ・シールドの試合前にも、追加時間の問題に関して「今後は常に100分間プレーするようになる。私から見れば、10分間延長したところで解決にはならない。選手たちはもっと疲れてしまう。やりすぎだ」と発言していたという。

 なお、試合の追加時間に苦言を呈したグアルディオラ監督だが、試合内容については「我々は最初の25から30分間優位に立っていたが、その後の15から20分ほどは彼らの方が良かった。しかし、後半は我々の方が良かったし、良いプレーができたと思う。僅差だったので結果は少し残念だが、これもサッカーだ」と振り返りつつ、「今日は勝利しなければならなかったが、時にはそれを受け入れて、相手の功績を認めなければならない。アーセナルがコミュニティ・シールドのトロフィーを獲得したことを祝福するよ」と勝利チームを称えている。

サッカーキング

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