川崎F、大分を下し公式戦9連勝! 三笘&L・ダミアンの得点で勝利し今季未だ無敗

2020年8月8日(土)20時56分 サッカーキング

先制点を挙げた川崎Fの三笘 [写真]=金田慎平

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 8日に明治安田生命J1リーグ第9節が行われ、川崎フロンターレと大分トリニータが対戦した。

 現在リーグ戦で7連勝中の川崎Fは2位のセレッソ大阪に勝ち点差5をつけて首位を快走しており、5日に行われたルヴァン杯でも鹿島アントラーズに勝利。この試合は、公式戦9連勝を目指す一戦となった。一方14位につける大分は、現在リーグ戦で4連敗中。しかし5日のルヴァン杯・ガンバ大阪戦では好内容で1ー1のドローを演じており、調子が上向く中で『等々力陸上競技場』へと乗り込んだ。

 試合は開始早々からスコアが動く。5分、大分のペナルティエリア手前の中央でボールを受けたMF脇坂泰斗が、その左にポジションを取ったMF三笘薫へパス。三笘はダイレクトで右足を振り抜くと、大分GKムン・キョンゴンの逆を突いたボールがネットを揺らした。鹿島戦に続く公式戦2試合連続となった三笘のゴールで、川崎Fが先制に成功する。

 その後もボールを支配する川崎Fは、23分に設けられた飲水タイムの直後、追加点を挙げる。大分のビルドアップに対して高い位置からプレッシャーをかけると、相手のパスミスがFWレアンドロ・ダミアンの下へ。ペナルティエリア中央で前を向いたL・ダミアンは飛び込んできたDFを冷静にかわすと、相手GKとの1対1を難なく制した。川崎Fがリードを2点に広げる。

 ビハインドを背負った大分だが川崎F陣内でボールを動かし、得点を狙う。43分には、左CKからMF島川俊郎がヘディングシュート。しかしボールはGKチョン・ソンリョンの正面でゴールには至らず。結局前半は2ー0で折り返す。

 迎えた後半、先にチャンスを作ったのは川崎Fだった。46分、敵陣右サイドの深くからDFジオゴ・マテウスがクロスを送ると、ペナルティエリア中央で待っていたL・ダミアンがヘディングシュートを放つ。しかしこれは惜しくもゴール右の枠外へ。60分には相手ペナルティエリア手前右のこぼれ球に反応したFW小林悠が、ダイレクトで強烈なミドルシュート。しかし相手GKに防がれ、これも追加点には至らない。

 さらに67分には、ペナルティエリア内でボールを受けたMF大島僚太からのヒールパスに反応したMF田中碧が、右足でシュート。しかしこれはクロスバーに弾かれ、得点は生み出せない。

 その後も川崎Fは、FW旗手怜央やMF斎藤学らを投入し攻勢を見せるもゴールには至らず、試合はこのまま終了。リーグ戦8連勝、そして公式戦9連勝を飾った川崎Fは今シーズン無敗をキープし、敗れた大分はリーグ戦5連敗となった。

【スコア】
川崎フロンターレ 2ー0 大分トリニータ

【得点者】
5分 1ー0 三笘薫(川崎フロンターレ)
24分 2ー0 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)

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