アラバのフリーキックが決勝点! レアル・マドリードが逆転に成功…アルメリアを下す

2022年8月15日(月)7時14分 サッカーキング

アラバのフリーキックで逆転に成功 [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第1節が14日に行われ、レアル・マドリードがアルメリアと対戦した。

 昨シーズンのラ・リーガで優勝を果たしたレアル・マドリードにとって、連覇を狙う新シーズンの幕が上がる。今オフはアントニオ・リュディガーとオーレリアン・チュアメニを新たに補強し、戦力のアップを図った。10日に行われたUEFAスーパーカップではフランクフルトを2−0で下しており、ラ・リーガの開幕前にタイトルを1つ獲得している。

 今シーズンの開幕戦は、昨季のラ・リーガ2部で優勝を果たした昇格組のアルメリアとの一戦に。スターティングメンバーはフランクフルト戦から5名を変更。新戦力のリュディガー、チュアメニが公式戦初のスタメン出場を飾っている。ルカ・モドリッチ、カゼミーロ、ダヴィド・アラバらはベンチからのスタートとなった。

 試合は序盤に意外な形で動く。6分、左サイドで落としを受けたエガラスがダイレクトで背後に浮き球パスを供給すると、ラージー・ラマザニが反応。最終ラインの背後を取り、右足で落ち着いてネットを揺らす。アルメリアが先制に成功した。

 その後はレアル・マドリードがギアを上げて攻撃をスタート。9分、チュアメニのロングパス1本で左サイドを抜け出したヴィニシウス・ジュニオールが中央へ折り返すと、最後はカリム・ベンゼマがフィニッシュ。シュートは枠を外れてしまった。21分にはヴィニシウスがペナルティエリア外から狙うもゴールならず。43分にはヴィニシウスの落としを受けたトニ・クロースが左足でクロスを送り、駆け上がってきたルーカス・バスケスがネット揺らすも、オフサイドの判定でゴールは認められない。結局、前半はアルメリアの1点リードで終了した。

 後半に入ると、レアル・マドリードは開始と同時にモドリッチをピッチへ送り出し、攻勢を強める。52分にはベンゼマのクロスボールからフェデリコ・バルベルデが右足を振り抜くも、シュートはGK正面へ。59分にはヴィニシウスからのパスを受けたモドリッチが右足で狙うも、シュートはクロスバーを超えていった。

 徐々に得点の匂いがし始めると、61分に“その時”がやって来る。ヴィニシウスがエデン・アザールとのワンツーでペナルティエリアに侵入。右足で狙ったフィニッシュはGKフェルナンド・マルティネスに阻まれた。しかし、こぼれ球にベンゼマが反応。相手DFが足を伸ばしてルーズボールになると、最後はルーカス・バスケスが左足で押し込んだ。遂にレアル・マドリードが試合を振り出しに戻している。

 再び試合が動いたのは73分。モドリッチがペナルティエリア手前の位置で倒され、フリーキックを獲得する。レアル・マドリードはプレーを再開する前に、フェルランド・メンディに代わってアラバを投入した。アラバはそのままフリーキックのキッカーを務めることに。左足から放たれたシュートはニアポストを叩いてゴールに吸い込まれ、レアル・マドリードが逆転に成功した。

 試合はこのままタイムアップ。先制を許したレアル・マドリードは苦しい展開となったものの、後半に2度ゴールネットを揺らし、開幕戦で王者らしさを示す鮮やかな逆転劇を披露した。

 次節、レアル・マドリードは20日に敵地でセルタと対戦する。一方、アルメリアは22日に同じく敵地でエルチェと戦う予定だ。

【スコア】
アルメリア 1−2 レアル・マドリード

【得点者】
1−0 6分 ラージー・ラマザニ(アルメリア)
1−1 61分 ルーカス・バスケス(レアル・マドリード)
1−2 75分 ダヴィド・アラバ(レアル・マドリード)

【スターティングメンバー】
レアル・マドリード(4−3−3)
GK:クルトワ
DF:L・バスケス、ナチョ、リュディガー、メンディ(74分 アラバ)
MF:カマヴィンガ(46分 モドリッチ)、チュアメニ(58分 アザール)、クロース(83分 カゼミーロ)
FW:バルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウス(83分 セバージョス)

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