セルティック、2年連続“国内3冠”の夢が潰える…古橋亨梧&前田大然先発も、リーグ杯初戦で敗退

2023年8月21日(月)6時51分 サッカーキング

古橋は開幕から公式戦3戦連発ならず [写真]=Getty Images

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 スコティッシュリーグカップ2回戦が20日に行われ、セルティックとキルマーノックが対戦した。

 アンジェ・ポステコグルー監督の下、昨季のセルティックは“国内3冠”を達成した。ポステコグルー監督はトッテナムへ旅立ったものの、新たに指揮を執るブレンダン・ロジャーズ監督も過去にセルティックで2シーズン連続の“国内3冠”を成し遂げた実績がある。スコティッシュ・プレミアシップで2連勝と良いスタートを切った中、リーグカップの初陣に臨んだ。セルティックは古橋亨梧と前田大然がスタメン出場、岩田智輝はベンチからのスタートとなっている。

 試合は8分、降りる動きで斜めのパスを引き出した古橋がダイレクトで叩くと、マット・オライリーがペナルティエリアに侵入。得意の左足を振ったものの、シュートはGKの正面へ。続く18分には前田の粘りからルーズボールを拾ったグレッグ・テイラーが横へ繋ぐと、ボックス手前から古橋が左足で狙ったが、シュートは威力がなくGKにキャッチされた。

 29分には再び古橋がゴールに迫る。スピードアップして右サイドでのルーズボールを掻っ攫うと、ペナルティエリア右の深い位置に侵入。角度のないところから自らフィニッシュまで持ち込んだが、シュートはGKに弾き出された。前半はこのままスコアレスで終了している。

 後半に入るとキルマーノックがチャンスを作る。56分、ルーズボールを拾ったブラッド・ライオンズが縦に繋ぐと、ペナルティエリア右からカイル・マゲニスが右足を振り抜く。強烈な一撃はGKジョー・ハートに弾き出されてゴールとはならない。

 直後の59分にはキルマーノックのマーリー・ワトキンスがドリブルで左サイドを突破。ファーサイドへの折り返しを受けたダニエル・アームストロングがボックス右を破り、中央へ折り返すと、ファーサイドに詰めていたワトキンスが押し込んだ。キルマーノックが先手を取っている。

 その後はセルティックが反撃へ。81分には前田がペナルティエリア左から折り返すと、中央の古橋には渡らなかったが、ルーズボールにヤン・ヒョンジュンが反応。しかし、シュートは力が入り過ぎてしまい、クロスバーの上へと外れた。

 試合はこのままタイムアップ。最終的にセルティックは今季公式戦初の無得点に終わり、まさかのリーグカップ2回戦敗退となった。シーズン序盤にして、2シーズン連続となる“国内3冠”への挑戦が絶たれる形となっている。古橋、前田はフル出場を飾り、岩田に出番はなかった。

 次節のスコティッシュ・プレミアシップは26日に行われ、セルティックはホームでセント・ジョンストンと、キルマーノックは敵地でマザーウェルと、それぞれ対戦する。

【スコア】
キルマーノック 1−0 セルティック

【得点者】
1−0 59分 マーリー・ワトキンス(キルマーノック)

サッカーキング

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