チェルシー移籍破談のリーズMFアダムズ、ボーンマス加入が決定! 5年契約締結

2023年8月21日(月)12時36分 サッカーキング

ボーンマス加入が決定したアダムズ [写真]=Getty Images

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 リーズに所属するアメリカ代表MFタイラー・アダムズが、ボーンマスに完全移籍することが決定した。20日、両クラブが発表している。

 発表によると、ボーンマスはアダムズと2028年6月30日までとなる5年契約を締結し、背番号は「18」に決定。なお、移籍金は明らかになっていないが、イギリスメディア『BBC』によると、同選手の契約に設定されていた契約解除条項の2000万ポンド(約37億円)を行使したわけではなく、それを大幅に上回る金額で両クラブは合意したという。

 現在24歳のアダムズはニューヨーク・レッドブルズの下部組織出身で2019年1月にライプツィヒに完全移籍で加入し、公式戦通算103試合の出場で2ゴール4アシストを記録。2022年7月にリーズに加入した。また、2017年11月にはアメリカ代表デビューも果たしており、これまで通算36試合の出場で1ゴールを記録している。

 2022−23シーズンはプレミアリーグで24試合に出場したものの、チームは19位に終わって降格したことにより、アダムズは今夏の退団の可能性が浮上。降格したことで、契約解除条項が行使可能となったことから、複数クラブから関心が寄せられていた。

 先日には中盤の補強に動いていたチェルシーが契約解除条項を行使したことにより、獲得が決定的になっていることが報じられていたものの、3月末にハムストリングの手術を受けて離脱していたアダムズは、メディカルチェックで離脱期間が想定よりも長いことが発覚。さらに、チェルシーはエクアドル代表MFモイセス・カイセドとベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの獲得に全力を尽くしていたことから、最終的にアダムズの交渉は破談に終わっていた。

 アダムズの加入が決定したことを受け、ボーンマスのニール・ブレイク最高経営責任者(CEO)はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「私たちはタイラーをクラブに迎え入れられたことに興奮している。彼は長い間追いかけていた選手でもある。この移籍市場でどれだけ彼が他のクラブに才能を認められていたのかわかるだろう。彼と契約したということはボーンマスがどれだけクラブとして野心を抱いているか示すものだと思う」

「タイラーは楽しみな選手で、まだ24歳ながら、豊富な経験を持っている。私たちのチームにとって素晴らしい加入であることは明らかなので、一緒に仕事をするのを楽しみにしている」

サッカーキング

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