レンジャーズのジェラード監督、就任当初からクロップ式の改善策を実践

2018年8月23日(木)19時28分 サッカーキング

今シーズンからレンジャーズを率いるジェラード監督 [写真]=Getty Images

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 今シーズンからスコティッシュ・プレミアシップのレンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督が、就任にあたってリヴァプールのユルゲン・クロップ監督を参考にしているようだ。23日、地元紙『リヴァプール・エコー』が伝えている。

 昨シーズンまでリヴァプールU−18の監督を務めて、今シーズンからレンジャーズを率いることとなったジェラード監督。就任初日からクロップ監督のスタイルを取り入れていたようで、ジェラード監督とともにレンジャーズのコーチとなったガリー・マカリスター氏は同紙で「ドレッシングルームと食堂は、選手が最も多くの時間を費やす2つの場所である。選手がここに時間を費やせるように、食事は高められ、食堂は完全に改装され、ドレッシングルームも完全に改装された」とコメント。ジェラード監督は選手間での交流の場を増やすために環境を改善した。

 これはクロップ監督がリヴァプールを率いるときに行ったことの1つであると同紙は伝えている。同監督はリヴァプールの選手たちがトレーニング後に食事をして、すぐに帰宅したことに気付き、彼らがもっとクラブに滞在し、食事を楽みながら、チームメイトと交流してほしいと考えクラブに直訴した。さらに新たな栄養士としてモナ・ネマー氏を雇い、食事を改善。その結果、現在の好調につながっている。

 今シーズンジェラード監督の下、新体制として戦っているレンジャーズ。公式戦全9試合を無敗と好調を維持しており、クロップから継承されたジェラードの改革が結果を残し始めている。

サッカーキング

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