トゥヘル氏がチェルシーの監督に? コンテ監督とディレクターの仲違いが原因か

2017年8月24日(木)11時47分 サッカーキング

チェルシーの監督候補に浮上したトゥヘル氏 [写真]=Getty Images

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 元ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏がチェルシーの監督に就任する可能性が浮上した。23日付けの『シュポルト・ビルト』が伝えている。

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督と同クラブのディレクターを務めるマリーナ・グラノフスカヤ氏の仲違いが本格化し、すでに後任探しに動いている。事の発端はコンテ監督がジエゴ・コスタにSMS(ショートメッセージサービス)で戦力外通告を行ったことだという。ジエゴ・コスタはグラノウスカヤディレクターが3800万ユーロで直々に連れてきた選手であり、お気に入りの選手の一人だった。

 後任候補にはトゥヘル氏の他に、元バルセロナのルイス・エンリケ氏の名前も挙がっているが、若手育成に定評があるトゥヘル氏が有力視されているようだ。現在、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督やハダースフィールドのダーヴィト・ヴァーグナー監督といった元ドルトムント組がプレミアリーグで活躍していることが、トゥヘル氏の指揮官就任にも信憑性を持たせている。

 ドルトムントでは性格の不一致から、クラブとの相性の悪さが取り沙汰されたが、“ビジネスライク”なチェルシー上層部となら、何の問題もないと同紙は見解を示している。

 すでにシーズンが開幕している現状で、その判断にも疑問符が付くが、これまでも思わぬ形で監督の首をすげ替えてきたチェルシーだけに、その動向が注目されている。

文=鈴木達朗

サッカーキング

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