EWC:TSRホンダ、2017/18シーズンの体制発表。鈴鹿8耐参戦のジョシュ・フック加入

2017年8月25日(金)20時1分 AUTOSPORT web

 TSRは8月25日、2017/18シーズンFIM世界耐久選手権(EWC)にフル参戦することを発表した。EWCシリーズへの参戦3シーズン目となる2017/2018シーズンは、ホンダ・フランスからサポートを受けて体制を強化するとともに、チーム名を『F.C.C.TSR Honda France(F.C.C.TSRホンダ・フランス)』としてエントリーする。


 TSRはEWCの2016年、2016/17の2シーズンにフル参戦。ポイントランキングは2016年を7位、2016/17シーズンを4位で終えている。新たに迎える2017/18シーズンには、最終戦である鈴鹿8時間耐久ロードレースでの優勝、同時にEWCのタイトル獲得を目指す。


 EWCは2016/17シーズンより最終戦が鈴鹿8時間耐久ロードレースに設定されたため、この翌シーズンとなる2017/18シーズンも年をまたいでの開催。2017年9月16〜17日にフランスで行われる第1戦ボルドール24時間耐久レースを皮切りに、2018年7月29日開催予定の第5戦鈴鹿8耐までの全5戦で争われる。


 ライダーラインアップはジョシュ・フック、アラン・テシェ、フレディ・フォーレイ、アルトゥーロ・ティゾンの4名。ただし、最終戦の鈴鹿8耐のライダーは未定とのこと。


 フックはオーストラリア出身の23歳で、全日本ロードレース選手権にも参戦した経験を持つ。2016/17シーズンにも同チームからEWCに参戦した。


 また、2017年の鈴鹿8耐には別チームから参戦予定だったがステファン・ブラドルの欠場にともない、急きょF.C.C.TSRホンダからエントリー。走行機会はなかったものの、チームを支えて3位表彰台獲得に貢献した。


 同じく23歳のフランス人ライダー、テシェは2016/17シーズンから引き続きの起用だが、3月のウインターテストで転倒して負傷。2017/18シーズン開幕戦のボルドール24時間が復帰レースとなる。


 フォーレイはフランス人ライダーの33歳。2006年からEWCやフランススーパーバイク選手権に参戦、活躍しており、2010年、2011年EWCにはSuzuki Endurance Racing Team(SERT)でチャンピオンを獲得している。


 フォーレイと同じく33歳のベテランライダーが、スペイン出身のティゾンだ。2016/17シーズンにはF.C.C.TSRホンダからリザーブライダーとしてエントリー、第2戦ル・マン24時間では5位入賞に貢献した。


 2017/18シーズンの参戦マシンは、ホンダCBR1000RR SP2(EWC耐久仕様)。ただし、第1戦ボルドール24時間耐久レースは従来型のホンダCBR1000RR(TSR-EWC改)での参戦予定だという。


 注目のEWC第1戦ボルドール24時間は9月16日、日本時間22時に決勝がスタートする。F.C.C.TSRホンダ・フランスの新たな挑戦に期待したい。


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