王者ナポリが連勝! オシムヘンは2戦3発、クヴァラツへリアも復帰しサッスオーロを撃破

2023年8月28日(月)6時8分 サッカーキング

2試合連続ゴールを決めたオシムヘン [写真]=Getty Images

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 セリエA第2節が27日に行われ、ナポリとサッスオーロが対戦した。

 昨季王者のナポリは敵地で行われた開幕節のフロジノーネ戦を3−1で制し、白星スタートを切った。ホーム開幕戦となる今節は、アタランタとの開幕戦を0−2で落としたサッスオーロと激突。ナポリはピオトル・ジエリンスキやヴィクター・オシムヘンらが先発に名を連ね、負傷の影響で開幕戦を欠場していたフヴィチャ・クヴァラツヘリアもベンチ入りを果たした。

 試合は立ち上がりからナポリのペースで進行。1分、敵陣でオシムヘンがボールを奪うと、右サイドでマッテオ・ポリターノ、ジョバンニ・ディ・ロレンツォとボールを繋ぎ、オシムヘンからの落としを受けたディ・ロレンツォが右足で低い弾道のクロスボールを供給。ニアサイドでフリーになったジャコモ・ラスパドーリが右足で合わせたが、シュートは右ポストに嫌われた。

 続く12分にもナポリは右サイドから攻撃に出る。ジエリンスキがボールをキープして縦に付けると、ペナルティエリア右でボールを受けたディ・ロレンツォがヒールで落とす。走り込んできたポリターノが倒されると、オンフィールドレビュー(OFR)の末にPKが与えられた。このPKをオシムヘンがゴール左に冷静に沈める。“主砲”の2試合連続ゴールでナポリが先手を取った。

 その後もナポリが主導権を握って攻撃を繰り出すと、34分には右コーナーキックからアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサがヘディングシュートを放ったが、ゴール左へ外れた。前半はこのままナポリの1点リードで終了している。

 後半に入るとサッスオーロにアクシデントが発生。51分、レフェリーへの執拗な抗議を繰り返したマキシム・ロペスにレッドカードが提示される。サッスオーロは残り約40分間を10人で戦うこととなった。

 数的有利となったナポリは59分、ジエリンスキの放った右コーナーキックからアミル・ラフマニがヘディングシュートを放つと、これがジェレミー・トリアンの手に当たり、ナポリにこの日2度目のPKが与えられる。しかし、ラスパドーリが放った一撃はクロスバーの上へと外れ、ナポリはリードを広げるチャンスを逃した。

 直後の62分、ナポリはポリターノを下げてクヴァラツヘリアをピッチへ送り出す。すると64分、ペナルティエリア手前右寄りの位置でザンボ・アンギサからのパスを受けたクヴァラツへリアが前を向いてスルーパスを送る。抜け出したディ・ロレンツォが冷静にゴールネットを揺らし、ナポリが追加点を記録した。

 試合はこのままタイムアップ。ナポリがホーム開幕戦で完璧な試合運びを見せ、昨季の勢いそのままに開幕から2連勝を飾った。一方のサッスオーロは苦しい連敗スタートとなっている。

 次節、ナポリは9月2日に鎌田大地が所属しているラツィオをホームに迎える。一方、サッスオーロは同1日にヴェローナとホームで対戦予定だ。

【スコア】
ナポリ 2−0 サッスオーロ

【得点者】
1−0 16分 ヴィクター・オシムヘン(PK/ナポリ)
2−0 64分 ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)

サッカーキング

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