ヨシムラSERT Motul、渥美心を最終戦ボルドール24時間で第4ライダーに起用/EWC

2023年8月30日(水)16時57分 AUTOSPORT web

 8月30日、FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦しているヨシムラSERT Motulは、2023EWC第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースで、渥美心を第4ライダー(リザーブライダー)として起用すると発表した。


 全日本ロードレース選手権を経てEWCに移った渥美は、TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWに所属していた2019年の鈴鹿8耐でSSTクラス優勝を果たすと、2019-2020シーズンの第2戦セパン8耐ではSSTクラス3位表彰台に上る活躍を見せた。


 2021年最終戦ボルドール24時間ではOG MOTORSPORTからスポット参戦して、総合7位、SSTクラス4位を獲得。2022年から同チームに所属して第2戦スパ24時間ではSSTクラス3位表彰台に輝いているが、2023年はリタイアが続いている。


 その間、鈴鹿8耐のみEWCクラスでエントリーしているS-PULSE DREAM RACING・ITECからスポットで出場しており、2022年は4位、2023年は8位とシングルフィニッシュを果たした。


 そして今回、世界を舞台に活躍をし続ける渥美が、OG MOTORSPORTを離れて、第4戦ボルドール24時間ではヨシムラSERT Motulの第4ライダーとして戦うことが決まった。スズキのマシンはS-PULSE DREAM RACING・ITECで走らせた経験がある。


 ヨシムラSERT Motulはグレッグ・ブラック、シルバン・ギュントーリ、エティエンヌ・マッソンを軸に、予選までは渥美を走らせる予定だ。

2023EWC鈴鹿8耐:渥美心(S-PULSE DREAM RACING-ITEC)


■加藤陽平(チームディレクター)
「今シーズン、第1戦ル・マンと第2戦スパの両24時間耐久レースでは、諸所の事情から第4ライダーの起用はありませんでしたが、最終戦ボルドール24時間に、渥美心選手がYoshimura SERT Motulのリザーブライダーとしてチームに加わってくれる事になりました」


「彼は今年の全日本選手権および鈴鹿8耐に他のスズキチームから参戦し、GSX-R1000Rで素晴らしい走りを披露していましたし、世界耐久選手権でも経験が豊富なので、彼から相談を受けた際、私に迷いはありませんでした。走行時間は限られますが、是非ともチームの一員として力を発揮してもらい、将来に繋がる実績と経験を積んで欲しいと考えています!」


■渥美心
「この度、Yoshimura SERT Motulの第4ライダーとしてEWC最終戦のボルドール24時間に参加させていただくことになりました。長い歴史と実績、そしてFIM世界耐久選手権でのチャンピオン獲得経験もある憧れのチームの一員としてレースに参戦できることになり、大変光栄に思っています。まずはリザーブライダーとしての役割を全うし、チームに貢献できるよう、精一杯頑張ります」

2023鈴鹿8耐:AutoRace Ube Racing Team、ヨシムラSERT Motul、S-PULSE DREAM RACING-ITEC

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