デンベレ、バルサ移籍の真相とは…年俸総額や代理人の成功報酬も明らかに

2017年9月2日(土)14時42分 サッカーキング

バルセロナへ移籍したデンベレ [写真]=NurPhoto via Getty Images

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 9月1日付けの週間ニュース雑誌『シュピーゲル』のWEB版によると、ドルトムントからバルセロナへ移籍したウスマン・デンベレはボーナスなどの総額で年間約2000万ユーロを受け取ることになるようだ。

 だが、この契約書の暴露の中で最も大きなテーマとなるのは、デンベレサイドの代理人が成功報酬として約900万ユーロを受け取っていることが明らかになったことだ。

 これまでも、この移籍騒動を見守る他クラブのマネージャーたちは、デンベレの行動の裏にはバルサや代理人の存在を示唆していた。この契約書の公開により、その指摘が正しかったことが明らかになった。

 バイエルンのヘーネス会長は最終的に約1億5000万ユーロを勝ち取ったヴァツケCEOの交渉の手腕を評価するものの、「最終的に喜ぶのは財務大臣のショイブルだ。結局、国が半分は持っていってしまうんだから。こういった選手獲得がそれほど楽しいものでもないことが分かるだろう?」と8月30日付けの『ビルト』の中で嘆いている。

 一度脱税の罪で刑務所に入った経験があるだけに、こういった移籍交渉の舞台裏に必要以上に関わるのは懲り懲りなようだ。「バイエルンが1億ユーロも払うことなんてことはありえない。どんなサッカー選手だって1億ユーロの価値があるわけがない。メディアの紙面に踊るのは、我々のお金なんだ。我々は理性的にお金を動かさなければならない」と断言している。

サッカーキング

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