川島永嗣が語るW杯最終予選の難しさ「微妙な差が大きな結果に関わってくる」

2021年9月4日(土)19時28分 サッカーキング

日本代表の川島 [写真]=Getty Images

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 4日、日本代表GK川島永嗣がオンラインでの取材に応じた。

 2日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選でオマーンと対戦した日本は、0−1の黒星を喫した。ホームでの最終予選初戦を落としたことについて、川島は「二次予選を含めて、ここまで困難な状況はチームとして経験していないと思いますし、最終予選が始まり初戦で結果的に勝てなかったことで、自分たちの本当の意味での力が求められると思います。自分たちに集中してどれだけ覚悟を持って進めるかというところが大切だと思います」と印象を口にした。

 GK権田修一がフル出場したオマーン戦をベンチから見た川島は、仮に自身が出場していた際によりチームを勝たせるプレーができたかと問われるも「いや、特にないですね。権ちゃんもキーパーとしてできることはしっかりやっていたと思いますし、もちろん失点の部分でもっとこうすれば良かったということはあると思いますが。ゲームの要所要所で抑えるところは抑えていたと思いますし、チームの攻撃に勢いがつくようなフィードも含めてやれていたと思います」コメント。

 また前回のロシアW杯最終予選も初戦黒星スタートとなったが、当時の経験を問われた川島は「自分がやれること、チームにとってプラスになることをやろうとしか考えていませんでしたし、最終予選は取り返しがつかないゲームしかありません。ひとつひとつのプレーも取り返しがつきません。そういうところで消極的ではいけないですし、積極的なプレーでもどれだけリスクを考えるかという、微妙な差が大きな結果に関わってくるので。そこをポジティブに捉えて結果につなげられるように、どれだけ個人としてチームの力になれるのかを考えることが重要だと思います」と語った。

 日本時間8日に迎える次戦、中国戦に向けては「後ろ(守備陣)に関してはリスクを取るというより、どれだけ正確にやれるかが一番だと思いますし、まずは失点しないこと。もちろんアクシデントはあるかもしれませんが、メンタル的にどれだけ立て直して次に向かうかが大切だと思います。あとはミスが起こった時に、すぐにチームでカバーできるかが重要だと思います」と言及した。

サッカーキング

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