ビダル、W杯後の代表引退を表明「休息の時が来た」…予選突破へ全力

2017年9月8日(金)12時22分 サッカーキング

来年のロシアW杯後にチリ代表から引退すると表明したビダル [写真]=FIFA via Getty Images

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 バイエルンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、2018 FIFAワールドカップ ロシアを最後に代表から引退することを明言した。7日付のドイツ紙『AZ』が伝えている。

 現在30歳のビダルは、2007年2月に行われたベネズエラ代表との親善試合でA代表デビュー。以来、通算93キャップを記録し、23ゴールを挙げている。

 5日のW杯南米予選ボリビア代表戦を終えたビダルは、ミュンヘンに向かう飛行機に乗る前にメディアの取材に応じた。「(代表引退は)長い間考え続けていたことだ。もっと家族の近くにいなければならないと思っていたけど、ここ10年ほどはそれが難しくなっていた。休息の時が来たということだよ」と語り、代表引退の意向を明らかにした。

 昨年のコパ・アメリカを制した南米王者のチリだが、W杯南米予選では現段階で6位。本大会への出場権が得られる4位以内どころかプレーオフへ回る5位確保も危ぶまれる状況に追い込まれている。残り2試合、正念場だ。

 仮にチリがW杯本大会出場を逃した場合、南米予選の終了をもってビダルは代表チームを去るつもりでいるという。しかし同選手は「(南米予選の)残り2試合では、もう一度自分の力を100パーセント出しきりたい」とコメント。予選突破へ意欲を見せている。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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