マッサ、F1引退後はFE転向か。「将来性のある素晴らしいカテゴリー」と関心を示す
2017年9月9日(土)11時59分 AUTOSPORT web
もしもF1を引退する日が来たら、次の行き先はフォーミュラEになるだろうとフェリペ・マッサは考えている。
マッサは昨年末にグランプリレースからの引退を決意した後、フォーミュラEへの転向を検討していた。
しかしニコ・ロズベルグの引退によって、バルテリ・ボッタスがウイリアムズからメルセデスに移籍するという思わぬ事態になり、マッサのフォーミュラEシリーズ挑戦はなくなった。しかしこれについては、近々もう一度検討することになるかもしれない。
マッサはフォーミュラEと自身の今後について、次のように語っている。
「F1を引退すると決めていたから、ジャガーのためにテストを行なった。フォーミュラEのいくつかのチームと話をしていたし、マシンがどのようなものかドライブしてみたかったんだ」
「あのカテゴリーは、特にF1を離れたドライバーにとって素晴らしいものだと思うし、将来性もある」
「異なるカテゴリーだし、レースをしたことはまだないからフォーミュラEがどのようなものかはわからない。でも異なるカテゴリーに慣れるために、すべてが勉強になるだろうね」
「まるで再スタートを切るようだけど、F1を引退したらどうするかを決めるよ」
将来がはっきりするまで、36歳のマッサはウイリアムズでのF1人生に全力を尽くすという。
「自分には競争力があると感じているし、良い仕事ができればモチベーションにつながる。僕がF1で下位にいたくないというのは事実だ。きちんとした仕事を成し遂げるためにF1にいたいと思っていて、将来についてもそう考えている」