バルサのシャビ監督&アラウホ、観客の心臓発作を受けて「命より大事なものはない」「一番は健康」

2022年9月12日(月)13時53分 サッカーキング

バルサのシャビ監督(左)とアラウホ(右)が、カディス戦の出来事を振り返る [写真]=Getty Images

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 10日に行われたラ・リーガ第5節のカディスvsバルセロナにおいて、試合途中にカディスサポーターが心臓発作のために一時心肺停止状態になった件について、試合後にバルセロナのシャビ・エルナンデス監督とウルグアイ代表DFロナルド・アラウホがそれぞれコメントした。11日、バルセロナの日本語版クラブ公式ツイッターが伝えている。

 カディスvsバルセロナでは、バルセロナが2点をリードしていた後半途中にカディスサポーターが心臓発作を起こしたことで試合が一時中断となった。両チームの選手たちが心配そうにスタンドの様子を伺うなか、現場では救命措置が施され、当該サポーターは無事蘇生。その後に地元病院に搬送され、ICUにて容体が安定したことが確認された。なお、試合中断が長引いたため、選手たちは一旦ロッカールームへと下がり、事態収束後に試合が再開。再開後にバルセロナが2点を追加し、4−0で勝利を収めた。

 試合後、インタビューに応じたシャビ監督は、以下のように命の大切さを語った。インタビューの内容を、バルセロナの日本語版クラブ公式ツイッターが伝えている。

「サッカーを超える状況だった。席から落ちて、心臓発作を起こしたと聞いた。カディスとバルサ、審判三者が試合を中断することで一致した。僕らが話しているのは、一つの人間の命だ。命より大事なものはない。できる限り、早い回復を願っている」

 また、試合中断中にピッチ上で祈りを捧げていたアラウホは、自身のツイッターで以下のようにコメント。その内容を、同公式ツイッターが引用した。

「昨日の、@Cadiz_CFJP のファンに多くの力と恵みを送りたい。常に一番なのは、健康だ。僕ら全員が一刻も早い回復を祈っている」


【動画】シャビ監督が、カディスサポーターの無事を受けてコメント

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