元トルコ代表MFアルダ・トゥランが現役引退を表明…かつてアトレティコやバルサで活躍

2022年9月13日(火)15時27分 サッカーキング

2020年8月からはガラタサライでプレーしていたアルダ・トゥラン [写真]=Getty Images

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 元トルコ代表MFアルダ・トゥランが現役引退を表明した。12日、自身の公式インスタグラムで明らかにした。

 アルダ・トゥランは12日、トルコ語で「アルダ・トゥラン、別れを告げる」と記された自身の画像と「大変だったが、美しかった」というコメントを自身の公式インスタグラムに投稿し、現役引退の意思を表明した。

 アルダ・トゥランのかつての所属チームであるアトレティコ・マドリードはクラブの公式ツイッターに、選手の画像とともに「あなたが私たちに与えてくれたすべての素晴らしい瞬間に感謝します」とのコメントを投稿。また、古巣ガラタサライも「あなたの功績に感謝し、将来の成功を祈っています」とのコメントをクラブ公式ツイッターで発表している。

 現在35歳のアルダ・トゥランは母国のガラタサライの下部組織出身。同クラブのトップチームを経て、2011年8月にアトレティコ・マドリードに完全移籍で加入した。同クラブでは中盤の主軸として活躍し、在籍した4シーズンで公式戦178試合出場22ゴール32アシストという成績を残した。2011−12シーズンのヨーロッパリーグ(EL)制覇、2013−14シーズンのラ・リーガ制覇にも大きく貢献した。

 2015年夏には総額4100万ユーロ(当時レートで約55億円)とも報じられた移籍金でバルセロナに加入。同クラブではチャンピオンズリーグ(CL)やカップ戦で印象的な活躍を見せたものの、チーム内で絶対的な地位を確立することができず、2018年1月にイスタンブール・バシャクシェヒルにレンタル移籍した。しかし、ナイトクラブでの暴行や銃の不法所持及び発砲、主審に対する暴言などの問題行動を度々起こし、2020年1月に同クラブからレンタル契約の解除が発表された。

 2020年6月にバルセロナを契約満了で退団。同年8月に約9年ぶりとなるガラタサライ復帰を果たした。2020−21シーズンは公式戦34試合出場4ゴール2アシストという活躍を見せたが、昨シーズンは度重なる負傷の影響もあり出場機会が激減。今年7月に契約満了に伴い同クラブを退団していた。

 また、2006年にデビューを飾ったトルコ代表では、公式戦100試合出場16ゴール25アシストという成績を残した。

 スペイン紙『アス』によると、同選手はガラタサライのスポーツ・ディレクター(SD)に就任する可能性があるという。


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