スーパーGT:Arnage Racingの山下亮生が第4戦を最後にレース活動を一時休止

2020年9月14日(月)13時5分 AUTOSPORT web

 9月14日、スーパーGT GT300クラスにARNAGE AMG GT3で参戦するArnage Racingは、今季加納政樹とともに参戦していた山下亮生が、本業に集中するために9月12〜13日に開催された第4戦もてぎを最後に、レーシングドライバーとしての活動を一時休止すると発表した。


 愛知県出身の山下は、レンタルカートから2013年にTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに挑戦。2016年にはスーパー耐久のST-Xクラスに参戦し、スーパーGTには2017年から挑戦を開始。エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTをドライブし、2019年にArnage Racingに加わった。


 今季も加納とともにARNAGE AMG GT3をドライブしていた山下だったが、9月14日、ドライバーとしての活動を一時休止すると発表した。「18歳からレンタルカートを始め、86/BRZ Race、S耐を経て近年はジェントルマンドライバーにとって夢のレース最高峰であるスーパーGTに挑戦してまいりました。プロドライバーにどこまで敵うか毎回が緊張でもあり挑戦でもありました」とチームのFacebookページに山下は報告した。


「レース活動をするにあたり、企業経営者でもある自分にとっては、仕事との両立が大前提であります。が、一昨年からの米中貿易摩擦や新型コロナによる世界的な経済不況が一気に押し寄せており、一度立ち止まり仕事に専念すべきとの判断に至りました。今回のスーパーGT第4戦もてぎを最後に、仕事が落ち着くまでの間、ドライバーとしての活動を一時休止致します」


「レース結果がどうであれ、全力で戦いに挑んだことに後悔はありません。突然のご報告となってしまったことをお詫び致します。今迄多くのチーム関係者並びにファンの皆様のサポート、応援を受けながらレース活動ができましたこと、心から感謝申し上げます。そして今後ともArnage Racingへの応援を宜しくお願い致します。一日でも早くスーパーGTに復帰できるよう、頑張ります!」


 気になる第5戦に向けては、チームは今季、全日本F3選手権でも活躍した廣田築を第3ドライバーとして全戦帯同させており、すでにルーキーテストも岡山公式テストで合格済み。第5戦では当初からドライブする予定だったという。ただ第6戦以降は今後決定するようだ。

Arnage Racing
加納政樹/山下亮生

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