新加入フアン・マタがデビューも、首位・神戸は敗戦…勝利した広島はリーグ戦連勝を達成!

2023年9月16日(土)20時59分 サッカーキング

ゴールを喜ぶサンフレッチェ広島の選手たち [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第27節が16日に行われ、サンフレッチェ広島とヴィッセル神戸が対戦した。

 リーグ戦連勝を狙う広島がリーグ首位を走る神戸を『エディオンスタジアム』に迎えての一戦。試合開始早々の7分、ホームの広島が先制に成功する。中野就斗が右サイドの相手陣中央から縦にドリブルを仕掛け、相手DFをずらして右足で高精度のクロスを供給。そのクロスボールを、ゴール前に入って来た志知孝明がコントロール。そのまま左足を振り抜き、シュートはゴールの右隅に吸い込まれた。

 勢いに乗った広島は31分、リードを2点に広げる。中野が右サイドの相手陣中央へドリブルで運び、マイナスにパスを供給。満田誠がフリーで受け、ペナルティエリア手前の右から浮き球のパスを送ると、ペナルティエリア中央へ向かったボールに加藤陸次樹が反応し、力強く頭で合わせると、シュートはゴール右をとらえてネットを揺らした。

 2点を追うこととなった神戸は47分、ペナルティエリア手前の中央でFKを得ると、キッカーを務めた大迫勇也が直接シュートを放つ。しかし、ボールは枠を捉えることができず。得点とはならなかった。このままスコアは動くことなく前半は終了。広島が2点リードで試合を折り返した。

 迎えた後半、2点ビハインドの神戸は53分に右CKを得ると、キッカーの初瀬亮が左足でクロスを供給。ペナルティエリア中央でマテウス・トゥーレルが頭で合わせ、ヘディングシュートを放ったものの、ボールは枠を外れた。

 75分、再び神戸がチャンスを迎える。佐々木大樹がペナルティエリア手前の左から右足を振り抜き、グラウンダーのシュートを放つ。しかし、相手GKのセーブに遭い得点とはならなかった。

 なかなか得点が奪えない神戸は80分、本多勇喜に代えて新加入のフアン・マタを投入。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブでのプレー経験がある元スペイン代表MFをピッチに送り込み、得点を狙う。

 そんな神戸はボール保持の時間を増やし、攻勢を強めたものの、思うように相手の守備ブロックを攻略できず。最後までゴールを奪うことはできなかった。試合はこのまま終了し、勝利した広島はリーグ戦連勝を達成、敗れた神戸はリーグ戦5試合ぶりの黒星となった。

 次節は23日に行われ、広島はアウェイで京都サンガと対戦し、神戸はホームでセレッソ大阪と激突する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 2−0 ヴィッセル神戸

【得点者】
1−0 7分 志知孝明(サンフレッチェ広島)
2−0 31分 加藤陸次樹(サンフレッチェ広島)

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