チェルシー加入のヴェルナー、移籍決断の理由明かす「他とも話したが…」

2020年9月17日(木)10時59分 サッカーキング

今夏チェルシーに加入したヴェルナー [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが、同クラブへと加入した理由を明かした。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在24歳のヴェルナーはシュトゥットガルトのユース出身で、2013年に同クラブでトップチームに昇格。2016年夏に1部に昇格したライプツィヒへと加入すると、在籍4シーズンで公式戦通算159試合の出場で95ゴール40アシストを記録した。リヴァプールや他の複数クラブからの関心が伝えられていたが、今夏チェルシーへの移籍を決断した。

 20日に行われるプレミアリーグ第2節のリヴァプール戦を前に会見に出席したヴェルナーは「ライプツィヒを退団すると決断したとき、チェルシーとは違うクラブとも話をした」と他クラブへの移籍の可能性があったことを認めた一方で、チェルシー移籍に至った理由を次のように明かした。

「もちろん、リヴァプールのように素晴らしいクラブは他にもある。もしかしたら、他のチームの方が自分に合う可能性もあったが、最終的にはチェルシー加入を決断した。それが自分のできる最善の選択だったからね。それはサッカーのスタイルだけではなく、彼らが僕に示してくれたことも大きかった」

「難しい決断だったが、今はこの決断をしたことを誇りに思っているし、満足している。そして楽しみでもある。(チームに)合流してから2カ月くらいが経ったが、とても気分がいいし、チームは素晴らしい。ここには落ち着いている素晴らしい選手たちがいる。チェルシーでプレーするのは楽しい。僕たちは今後数カ月、数年をうまくやることができるチームだと思う」

 また、新型コロナウイルスの影響でチェルシー加入前に直接会うことができなかったものの、移籍を決断した理由の一つにフランク・ランパード監督の存在が大きかったことをヴェルナーは明かした。

「とても奇妙な時間だった。ウイルスの影響で直接会うことができず、ここに来て初めて会ったんだ。それでも、彼(ランパード監督)は何度も電話をかけてくれた。僕たちはたくさん話をしたし、メッセージも何度も送ってくれた。彼がどのようなスタイルのサッカーをしたいか、僕にビデオを送ってくれたこともあった」

「僕にとってはこういったことを新しいクラブへと移籍する際に知れたことはとても重要だった。なぜなら、ライプツィヒでプレーすることが大好きだったし、僕にとってはすべてがうまくいっていたからね」

 続けて、「チェルシーには優勝するために来た」とコメントしたヴェルナー。「もちろん、チェルシーはビッグクラブで勝利を求めているクラブだ。そして、僕もすべての試合に勝ちたいと思っている選手だ。タイトルを勝ち取りたいことは明らかだよ」と今シーズンへの意気込みを語った。

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