スーパーGT:D’station Racing AMRの“監督代理”として鈴木恵一氏がチームに復帰

9月20日(金)19時50分 AUTOSPORT web

 9月21〜22日に、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕するスーパーGT第7戦。GT300クラスで今季アストンマーティン・バンテージGT3で参戦するD’station Racing AMRには、このラウンドから二度のGT300チャンピオンで、かつてレース中継の解説等でも活躍したKTR創設者の鈴木恵一氏がチームに復帰することになった。


 鈴木恵一氏は長年日本のトップドライバーのひとりとして活躍し、1980年代にはグループAでも活躍。JGTC全日本GT選手権ではチーム・タイサンに加わると、1996年には新田守男とのコンビで、98年には亡き舘信吾とのコンビでGT300クラスのチャンピオンを獲得した。


 現役引退後は、J SPORTSでの中継の解説で人気を博したほか、現在D’station Racing AMRのメンテナンスガレージを務めるKTRを創設。HANKOOK KTR時代は、影山正美/藤井誠暢のコンビでGT300クラスのチャンピオンを争っていた。


 もともと、チームとしてはこのラウンドに向けてKTRの創設者でもある鈴木恵一氏のチーム復帰を決めていたというが、この第7戦SUGOを前に、D’station Racing AMRの武田敏明監督が体調不良で欠場することに。そのため、鈴木恵一氏が“監督代理”というかたちでサーキットに戻ってくることになった。


 HANKOOK KTR時代の2012年以来となる“公式な立場”でのサーキット復帰となる鈴木恵一氏だが、さっそくチームに合流すると、70歳とは思えぬ活力でチームメンバーの作業を見つめはじめた。


「一時はこの世界から少し離れていたけど、チームの結果はずっと報道などで見ていたんだ。メカニックもドライバーも信用しているけど、なかなか結果が出ない。なぜだろうと思っていたけど、話を聞くと少し違う部分があった」と鈴木恵一氏。


「そんななかで、D’station Racing AMRからこういう話をもらった。チームがあまりいい状態ではなくて、迷惑をかけてしまっているから『もう一度やらせてくれ』とお願いしたんだ。今週末どういう結果になるかは分からないし、勝負は疲れるけど、すごくやる気になっているよ」


 チームとして期待するのは、長年のレース人生のなかで培われた絶対的な経験や勝負勘。実際、今季D’station Racing AMRは第4戦タイ以降、予選でも上位につけレースでもトップを争う存在だったが、いまだ今季ポイントも獲れていない。レース展開を読む存在は欠かせなかった。


 チームメンバー、そしてエース藤井誠暢も絶大な信頼を置く“スズケイさん”の復帰はチームに好影響をもたらすことになりそう。そして、何よりサーキットには欠かせない役者の復活に、多くの関係者がピットを訪れ再会を喜んでいたのも印象的だった。

D'station Vantage GT3のピット練習を見守る鈴木恵一氏
D’station Vantage GT3のピット練習を見守る鈴木恵一氏


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